赤木文庫 とうだいき 上 10/17



きをさしあしけのこまにうちのり四千万きをひきくして
いそくにほとなくつきしかはなんかいこくのみかとのおふての
もんにをしよせときをとつとそあけにけるらいてんより
もおひたゝしてんちもひゝくはかりなりなんかいこくのくん
ひやうともときのこゑにをとろきてうへをしたへとかへしける
されとも又みかとかりれい大しやうをそろへつゝ百万きのつ
わものはおふてのもんにきつていて大てんあけて申やうたゝ
いまこゝもとへすゝみいてたるつわものをいかなるものとかお
もふらんなんかいこくにそのなをゑしそゆうくわんにんとはわ
か事なりかけよてなみをみせんとて大をんしやうにて申
けるよせてのつわものこれをきゝ一めんにてかゝりけるそのな
かにもれんしは大しやうなれははなやかなるよろひをき
あしけのこまにうちのつてあふみふんはりくらかさに〔つ〕□』
(上五ウ)

〔挿絵〕』
(上六オ)


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