赤木文庫 とうだいき 下 02/16
とうたいき 四たんめ
さてもそのゝちいたはしやなはゝうへ此よしをきこしめしこひし
き人にたつねあひむかへんと申にそはんしをわすれたま
つゝそのきにてあるならはさらはいとまをとらするそ
たつねゆけとのおほせなりれんほなのめによろこひて御たけ
三寸のこかねほそんをはたのまもりにいれ給ふそのときはゝ
うへれんほにむかひかのほとけと申せしは四十八くわんをはし
ますあみたふつこれなりしうらうきやうにとかれたりねん
ふつの人をはあみたつねに廿五のほさつとなりまもり給ふと
きくなれはみちにてなんしよのあらんにもなむあみたふつと申
へしそのときせいくわんあやまたすかならすまもり給ふへ
きとよく/\そひへたまひけりれんほなのめにをほしめし』
(下一オ)
【表示上の注記】
ブラウザIE5.5以上で縦書きで翻刻文を表示します。
その他は、横表示です。