赤木文庫 とうだいき 下 14/16



ちゝにきせよとありけれはれんほよろこひかきりも
なしさてあるへきにあらされはおやこの人々まつかたはら
にそのしのはれけるいたはしやなれんほはこくうにむかひて
をあはせなむあみたふつみたによらいねかはくはいま一とちゝ
のれんしをもとのすかたになしてたへとかんたんくたき申さ
るゝふつりきふしきのゆへによりほとなくれんしはもとのす
かたとならせ給ふそめてたけれこきやうへはにしきをきてかへ
るといへるほんもんとはいま此れんしか事そかしさるあひた
れんほはなんかいこくよりあまたの御ともひきくしてさ〔いし〕□□
やうこくへといそかるゝいそくにほとなくつき給へはれんほ
はそれよりはゝにまいり此よしかくと申さるゝはゝはゆめ
ともわきまへすいそきはしりいてたまひてれんしのたも
とにすかりつきまつきへいりてなき給ふをつるなみたのひま』
(下十二ウ)

最上國〔中央上〕
南海國〔中央部〕』
(下十三オ)


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