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雨月(うげつ)

「雨月」は、和歌の神として信仰を集めていた住吉神社に参詣した西行(ワキ)の前に住吉明神(シテ)を登場させて、和歌の徳を描こうとした能。「雨月」という曲名は。住吉明神の化身の老人夫婦が、夫は雨音を聞くために屋根を葺こうとし、妻は月を鑑賞したいがために葺くことに反対して争っているところに、西行(ワキ)が通りかかり、「月は漏れ雨はたまれととにかくに賎が軒端を葺きぞわづらふ」と詠んだことに由来する。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
梅若万三郎 断絃会 昭和19・11・23 観世能楽堂 画像を閲覧する(29)

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