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歌占(うたうら)

「歌占」は、父の行方を尋ねる子が、一度頓死して地獄を見た恐怖で白髪となった男の歌占いがあたると聞いて占ってもらうが、実はその占いの男こそが父であったというあらすじの能。しかし、父子の再会よりも、最後に歌占の男が所望されて舞う〈地獄の曲舞〉が見せ場で、地獄の有様を語るうちに次第に神がかる激しい舞が舞われる。観世元雅作。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
豊島弥左衛門 金剛定期能 昭和31・6・17 金剛能楽堂 画像を閲覧する(9)
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