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呂蓮※(ろれん)

「呂蓮」は、都見物の僧が、宿の主人が得度したいというので、髪を剃って呂蓮という名前をつけてやるが、宿の妻に勝手に出家させたと怒られるという狂言。最後は、宿の主人が「あの僧が勝手に剃った」と言って逃げてしまい、僧は妻に追われる。「呂蓮」という名は、主人の家に定まる「蓮」という字に、「い蓮」「は蓮」「ちりぬ蓮」などと「伊呂波」の順に付けたうち、宿の主人が「呂蓮」を気に入ったのでつけたもの。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
茂山真一 金剛定期能 昭和18・5・16 金剛能楽堂 画像を閲覧する(2)

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