トップページ 抜殻※(ぬけがら)

抜殻※(ぬけがら)

いつも主人の使いの前に一杯飲んで行く太郎冠者だが、あまりに酔って出かけたので主人が心配して後を追ってみると、よい機嫌で太郎冠者は寝てしまっている。主人は懲らしめのため、太郎冠者に鬼の面をかぶせて帰る。起きた太郎冠者は、水を飲もうと清水に映った顔に驚き、鬼になったとあわてて帰宅するが、鬼は出てゆけと主人に追い出され、悲しみ清水に身を投げようとすると、鬼の面が脱げる。太郎冠者は主人に「鬼の抜殻がござる」と告げるという狂言。太郎冠者の独演場が大半をしめる。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
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