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縄綯※(なわない)

主人から手紙をあずかって何某の家へやってきた太郎冠者は、主人が博奕で負けた借金のかたで自分が何某に売られた事を知り、ふてくされて仕事をしない。何某は、主人に太郎冠者は使い物にならないので金で払ってくれと言いに行くと、主人は太郎冠者の扱い方を見せてやるといって、一度太郎冠者を戻させる。喜び帰った太郎冠者は、縄を綯えと命じられ、何某が隠れているのもしらずに何某の家の悪口を語りながら縄を綯い、何某に追われるという狂言。太郎冠者の独演場が大半をしめる。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
茂山千五郎 金桜会 昭和29 金剛能楽堂 画像を閲覧する(1)
茂山忠三郎 金桜会 昭和27・6・7 金剛能楽堂 画像を閲覧する(3)

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