トップページ 伯母酒※(おばがさけ)

伯母酒※(おばがさけ)

「伯母酒」は、酒好きの甥が酒屋を営む伯母をたずねて酒を所望するが、伯母がなかなか酒を振舞ってくれないので、一計を案じ、鬼の面をかぶって伯母を脅して酒を飲むうちに酔って寝込み、ついには正体をみやぶられてしまうという狂言。鬼の面をかぶって鬼になりすます手法は狂言「清水」と同様だが、ここでは酔いがまわる過程が見せ場で、鬼の面を大胆に額にあげたり、膝にかけたりと、能ではありえない面の扱い方がみられる。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
茂山忠三郎 京都金春会 昭和18・11・23 大江能楽堂 画像を閲覧する(6)

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