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妻戸 クツロギ(つまど くつろぎ)

「妻戸」は、筑紫太宰府で憤死した菅原道真を主人公とした能で、道真の亡霊が師の比叡山の法性坊のもとに現われて恨みを述べる前場と、天満天神となった道真が神号をたまわった君恩を感謝し舞(早舞)を舞う後場とからなる。道真を主人公にした「雷電」の後場を大幅に改作した宝生流の「来殿」と同曲で、昭和初期に金剛右京が「妻戸」の曲名で金剛流の所演曲としたもの。「クツロギ」は舞の途中に橋掛りでしゃがむ所作が入る演出。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
金剛巌 断絃会 昭和20・2・11 観世能楽堂 画像を閲覧する(12)

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