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トップページ 文蔵※(ぶんぞう)
「文蔵」は、太郎冠者が伯父御様の家で振舞われた食べ物の名を思い出せず、『石橋山の合戦物語』で語られるものを食べたというので、主人が『石橋山の合戦物語』を語ると、「真田が乳母に文蔵と答うる」のところで、その「文蔵」を食べたという。主人はそれは「温糟粥(うんぞうがゆ)」の間違いであると気づき、思い出すのに手間をかけさせたことを怒るという狂言。