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トップページ 敦盛(あつもり)
「敦盛」は、平家の公達敦盛を討った熊谷直実(蓮生法師)が出家し、敦盛の菩提を弔い旅するうちに、一の谷で敦盛の霊と出会うというあらすじの能。蓮生と敦盛は、本来は敵同士であるが、念仏の功徳で二人は法の友となりえたとし、修羅の苦しみを描くのではなく、笛をたしなむ風雅な敦盛像が強調されるなど、風情ある修羅物である。世阿弥作。