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海人(あま)

「海人」は、藤原房前が母の没した地・志度の浦を訪れ、海女に母の没したいきさつ(竜宮に取られた国宝面向不背の玉を取り返すことができたら房前を後継にしてやると聞いて、命を犠牲にして玉を取り返した)を知らされる。実はその海女こそが亡き母の霊であり、房前が経を手向けると龍女となって成仏を果たすという能。子を思う母の愛情と、母を思う子の孝がえがかれる。世阿弥以前からあったと思われる古作。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
金剛巌 金剛定期能 昭和30・6・19 金剛能楽堂 画像を閲覧する(17)
野口兼資 宝生会月並能 昭和14・3・12 水道橋能楽堂 画像を閲覧する(21)
野口兼資 金桜会 昭和23・3・20 金剛能楽堂 画像を閲覧する(2)
金剛巌 金剛謹之輔 二十五回忌能 昭和22・10・17 金剛能楽堂 画像を閲覧する(14)

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