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通小町(かよいこまち)

「通小町」は、深草少将(シテ)と小野小町(ツレ)の亡霊が比叡山麓の市原野で修行僧の回向をうけて成仏する、という内容の能。少将は生前に小町に懇願して小町のもとに通うが、思いがかなう百日目に頓死してしまう。その執心ゆえに成仏できず、小町とともに僧の前に現われた少将の霊は、小町のもとへの「百夜通い」のさまを再現する。作者は観阿弥(至徳元年(1384)没)。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
金剛巌 金剛定期能 昭和30・11・20 金剛能楽堂 画像を閲覧する(21)
金春栄治郎 霞会 昭和20・4・29 金剛能楽堂 画像を閲覧する(8)
梅若実 産経観世能 昭和29・3・27 産経会館 画像を閲覧する(12)
橋岡久太郎 朝日五流能 昭和28・10・11 大阪朝日会館 画像を閲覧する(10)

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