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高野物狂(こうやものぐるい)

「高野物狂」は、高師の四郎が、出家した幼い主君春満を探して諸国を廻るうち、高野山で再会するという能。観世流で現在上演される「高野物狂」は、江戸時代中期に改作されたもので、高師の四郎の説得で春満は山を下り、家を継ぐという結末だが、本来の「高野物狂」は、高師も元結を切って出家するというもの。宝生・金剛・喜多の各流では、現在も本来の形で上演されている。クセは観世元雅作。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
野口兼資 金桜会 (昭和28以前) 金剛能楽堂 画像を閲覧する(11)

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