理系研究所におけるブレンデッド型日本語学習コースの実践と評価 : 対面・同期型授業に焦点をあてて

笹川, 史絵; 藤平, 愛美

大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究, 2025, 23, 61-81

アクセス数:49件（2025-05-14 16:04 集計）

固定URL: https://doi.org/10.18910/100695

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jlce_23_061 pdf なし 1.90 MB 16 2025.03.28  

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タイトル
理系研究所におけるブレンデッド型日本語学習コースの実践と評価 : 対面・同期型授業に焦点をあてて
Practices and Assessment of Blended Learning Courses for Japanese Language at a Science Research Institute : Focusing on the Synchronous Learning
リケイ　ケンキュウショ　ニ　オケル　ブレンデッドガタ　ニホンゴ　ガクシュウ　コース　ノ　ジッセン　ト　ヒョウカ　タイメン　ドウキガタ　ジュギョウ　ニ　ショウテン　ヲ　アテテ
著者
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fumie1222 fumie1222
著者名
笹川, 史絵 ; ササガワ, フミエ ; Sasagawa, Fumie
NRID
1000050783560 1000050783560
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m.fujihira m.fujihira
著者名
藤平, 愛美 ; フジヒラ, マナミ ; Fujihira, Manami
抄録
CJLCでは本学の理系研究室に所属する大学院留学生を対象とした日本語学習教材を開発し、その教材を活用したブレンデッド型コースを試行的に開講してきた。藤平（2022a）ではコースデザインの観点から本コースの有効性及びコース内での対面・同期型授業の必要性が明らかにされたが、授業内の教室活動の教育的効果については十分に考察されていない。そこで、本稿では対面・同期型授業の改善を目指し、対面・同期型授業の評価や影響を明らかにすることを目的としてアンケート調査並びにインタビュー調査を実施した。その結果、真正性の高い教室活動がオンデマンド授業で得た日本語知識を現実場面へ応用することにつながることがわかった。さらに、対面・同期型授業が研究所内で日本語を学習する仲間とつながり、授業外でもともに学び合う関係性を構築できる場であることも示された。今後、対面・同期型授業の授業効果を向上させるためには、教室活動の改善だけでなく、オンデマンド授業の受講も促すことができるようコース全体の仕組みを見直す必要性が示唆された。
出版者
大阪大学日本語日本文化教育センター
The Center for Japanese Language and Culture, Osaka University
収録物名
大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究
Study of Classroom Practice of the Center for Japanese Language and Culture Osaka University
巻(号)
23
ページ
61-81
刊行年月
2025-03-31
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/100695
DOI
https://doi.org/10.18910/100695
PISSN
24239410
NCID
AA12420075
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究 / 第23号