「言語とアイデンティティ」 : 当事者の視点から

北原, モコットゥナシ; 富田, 望; オーリ, リチャ 他

母語・継承語・バイリンガル教育（MHB）研究, 2024, 20, 28-36

アクセス数:12件（2025-07-09 13:15 集計）

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mhb_020_028 pdf なし 955 KB 6 2025.07.02  

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タイトル
「言語とアイデンティティ」 : 当事者の視点から
Exploring Language and Identity : From the Perspectives of Impacted Individuals
ゲンゴ　ト　アイデンティティ　トウジシャ　ノ　シテン　カラ
著者
著者名
北原, モコットゥナシ ; キタハラ, モコットゥナシ ; Kitahara, Mokottunas
著者名
富田, 望 ; トミタ, ノゾム ; Tomita, Nozomu
著者名
オーリ, リチャ ; Ohri, Richa
NRID
1000090823724 1000090823724
著者名
福島, 青史 ; フクシマ, セイジ ; Fukushima, Seiji
内容
招待論文
抄録
バイリンガルろう教育が持つ問題は、ろう者のみならず、マイノリティに共通する課題を有する。「言語とアイデンティティ」の関係もその一つであり、マイノリティは、マジョリティによって、「アイヌ/ 日本」という民族性、「ろう者/ 聴者」という身体能力、「外国人/ 日本人」という有/ 無徴性により、分断され同定される。言語は両者の差異を特徴づけるものとしてあり、アイデンティティの大きな要素となる。しかし、この差異は、マジョリティ/ マイノリティの力の不均衡を内在しており、差別や不公正につながっている。マジョリティより差別化されたアイデンティティがスティグマされる可能性もある。この状況は、知ること、関わること、言語的に新しい価値を導出することによって是正されうる。その意味で、言語教育は、公正に関わることができる。
出版者
母語・継承語・バイリンガル教育（MHB）学会
The Japanese Society for Mother Tongue, Heritage Language, and Bilingual Education
収録物名
母語・継承語・バイリンガル教育（MHB）研究
Studies in Mother Tongue, Heritage Language, and Bilingual Education
巻(号)
20
ページ
28-36
刊行年月
2024-05
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/102043
PISSN
21868379
NCID
AA12325176
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
本学関連学会 Related Societies
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究 / 第20号