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2021-01-18
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https://doi.org/10.18910/11781
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aes02-155
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322
論文情報
タイトル
映像視聴能力の発達に関する調査研究-小学生を対象として-
別タイトル
A Study on the Development of Visual Literacy : Focusing on the Elementary School Students
タイトル (ヨミ)
エイゾウ シチョウ ノウリョク ノ ハッタツ ニ カンスル チョウサケンキュウ ショウガクセイ ヲ タイショウ トシテ
著者
田口, 真奈
田口, 真奈
著者の別表記
Taguchi, Mana
著者 (ヨミ)
タグチ, マナ
抄録
本論文では、映像視聴能力の発達差について筆者が行った調査研究の結果を報告する。まず、テレビや映画の理解に関する研究をレビューする中で映像視聴能力研究の位置づけを明確にすると同時に、発達的研究が十分になされていないなどの問題点について指摘した。次いで、映像視聴能力の発達差をとらえるための調査デザインを考案した。その特徴は、1)調査の題材として言語的な要素を排除しており、なおかつ優れた映像作品であるものとして「ピングー」というクレイアニメーションを用いること、2)調査手続きの条件統制と動画を用いたテストを可能にするため、インストラクションビデオを作成し、それを用いて調査を行うこと、3)認知的な映像視聴能力だけではなく、情意的な映像視聴能力についても調査項目とすること、4)発達による差以外に映像視聴能力を規定する要因を考え、それを調査項目に加えること、である。小学校3年生から6年生まで226名を対象とした質問紙調査を行った結果、映像視聴能力の発達の溝は下位要素間で異なっていること、小学3年生と4年生以上との問にギャップが見られるものが多かったが、これらの発達差については興味や事前の知識、個人的な体験などの要因によるものではなかったこと、などが明らかになった。また、映像視聴能力の各項目間の関係を緻:密に検討した結果、映像視聴能力の構造を大まかに図示することができた。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
2
開始ページ
155
終了ページ
171
刊行年月
1997-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/11781
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/11781
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.2
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.2 P.155-P.171
DC.title
映像視聴能力の発達に関する調査研究-小学生を対象として-
DCTERMS.alternative
A Study on the Development of Visual Literacy : Focusing on the Elementary School Students
DC.creator
田口, 真奈
DC.creator
Taguchi, Mana
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
1997-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/11781
DCTERMS.abstract
本論文では、映像視聴能力の発達差について筆者が行った調査研究の結果を報告する。まず、テレビや映画の理解に関する研究をレビューする中で映像視聴能力研究の位置づけを明確にすると同時に、発達的研究が十分になされていないなどの問題点について指摘した。次いで、映像視聴能力の発達差をとらえるための調査デザインを考案した。その特徴は、1)調査の題材として言語的な要素を排除しており、なおかつ優れた映像作品であるものとして「ピングー」というクレイアニメーションを用いること、2)調査手続きの条件統制と動画を用いたテストを可能にするため、インストラクションビデオを作成し、それを用いて調査を行うこと、3)認知的な映像視聴能力だけではなく、情意的な映像視聴能力についても調査項目とすること、4)発達による差以外に映像視聴能力を規定する要因を考え、それを調査項目に加えること、である。小学校3年生から6年生まで226名を対象とした質問紙調査を行った結果、映像視聴能力の発達の溝は下位要素間で異なっていること、小学3年生と4年生以上との問にギャップが見られるものが多かったが、これらの発達差については興味や事前の知識、個人的な体験などの要因によるものではなかったこと、などが明らかになった。また、映像視聴能力の各項目間の関係を緻:密に検討した結果、映像視聴能力の構造を大まかに図示することができた。
DC.identifier
info:doi/10.18910/11781
citation_title
映像視聴能力の発達に関する調査研究-小学生を対象として-
citation_author
田口, 真奈
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
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日本語
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1997-03
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大阪大学教育学年報
citation_volume
2
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citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/11781
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