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2022-08-18
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dp2011-12tanaka
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論文情報
タイトル
関於大阪大学中国文化論壇《共同進化的現代中国研究》
別タイトル
大阪大学中国文化フォーラム『共進化する現代中国研究』について
Introduction to Osaka University Forum on China ed. Modern andContemporary China Studies in Co-evolution
タイトル (ヨミ)
オオサカダイガク チュウゴク ブンカ フォーラム キョウシンカ スル ゲンダイ チュウゴク ケンキュウ ニ ツイテ
著者
田中, 仁
田中, 仁
著者の別表記
Tanaka, Hitoshi
著者 (ヨミ)
タナカ, ヒトシ
内容
大阪大學中國文化論壇 討論文件
Discussion Papers in Contemporary China Studies, Osaka University Forum on China
大阪大学中国文化フォーラムは,中国地域研究あるいは現代中国研究を共通項とする学際的かつ学科横断的な研究グループである。『共進化する現代中国研究:中国地域研究の新たなプラットフォーム』(田中仁・三好恵真子編として公刊予定)は,大阪大学中国文化フォーラムが天津・南開大学歴史学院,台湾・東華大学歴史学系とともに,2007 年から毎年開催してきた国際シンポジウム「現代“中国"の社会変容と東アジアの新環境」において実現した研究交流をふまえて,その成果を問うものである。本書は,グローバル大国・中国の出現と東アジアの関係に関わる三つの視点-a. 20 世紀中国の軌跡との連続性を問う視点,b. 台湾・モンゴルや華僑・華人など「周辺」から問題の所在を問う視点,c. 通時的・共時的な日本の位置どりを凝視する視点-を設定するとともに,地域研究が有する学際性を中国20 世紀史(歴史学)と諸ディシプリンとの対話という方法として紡ぎだす試みである。本書をとりまとめるにあたって,以下の三点に留意した。第一に,歴史学と諸学との対話に関して,中国20世紀史においては現代の課題との関連性を意識することに注意をはらい,他方,21世紀「グローバル大国・中国」出現のありようについては個々のディシプリンをふまえて「語る」ことによって,「対話」の可能性を追求することである。第二に,現代中国研究をめぐる研究と対話の新たなプラットフォームをどのように構築するのかという問題である。東アジア学校間交流というアカデミックな対話が,国境による壁を相対化し相互の信頼醸成と相互理解を促進するための有効な手段であろう。同時に21世紀「グローバル大国・中国」の出現によって,中国専門家の狭いサークルを越えて,さまざまなディシプリンをもつ研究者による意見交換を可能にするプラットフォーム構築の必要性が焦眉の課題となった。第三に,日本の中国地域研究の「個性を押しだす」ことである。現在と過去,過去と未来をどのように架橋するかについては,当然東アジア大国関係としての日中関係という視点から再検討がされなければならないが,同時にそれは矛盾・競合・対立から協調・共生・成長に向けての「共進化」を促すものでなければならない。
公開者
大阪大学中国文化フォーラム
公開者の別表記
Osaka University Forum on China
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク チュウゴク ブンカ フォーラム
掲載誌名
大阪大学中国文化フォーラム・ディスカッションペーパー
巻
2011-12
開始ページ
1
終了ページ
6
刊行年月
2011-10-05
URL
http://hdl.handle.net/11094/13517
言語
中国語
カテゴリ
ディスカッション/ワーキング・ペーパー DP/WP
大阪大学中国文化フォーラム・ディスカッションペーパー
論文詳細を表示
著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
テクニカルレポート
ローカル資源タイプ
ディスカッション/ワーキング・ペーパー
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学中国文化フォーラム・ディスカッションペーパー.2011-12 P.1-P.6
DC.title
関於大阪大学中国文化論壇《共同進化的現代中国研究》
DCTERMS.alternative
大阪大学中国文化フォーラム『共進化する現代中国研究』について
Introduction to Osaka University Forum on China ed. Modern andContemporary China Studies in Co-evolution
DC.creator
田中, 仁
DC.creator
Tanaka, Hitoshi
DC.publisher
大阪大学中国文化フォーラム
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中国語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2011-10-05
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/13517
DC.description
大阪大學中國文化論壇 討論文件
Discussion Papers in Contemporary China Studies, Osaka University Forum on China
大阪大学中国文化フォーラムは,中国地域研究あるいは現代中国研究を共通項とする学際的かつ学科横断的な研究グループである。『共進化する現代中国研究:中国地域研究の新たなプラットフォーム』(田中仁・三好恵真子編として公刊予定)は,大阪大学中国文化フォーラムが天津・南開大学歴史学院,台湾・東華大学歴史学系とともに,2007 年から毎年開催してきた国際シンポジウム「現代“中国"の社会変容と東アジアの新環境」において実現した研究交流をふまえて,その成果を問うものである。本書は,グローバル大国・中国の出現と東アジアの関係に関わる三つの視点-a. 20 世紀中国の軌跡との連続性を問う視点,b. 台湾・モンゴルや華僑・華人など「周辺」から問題の所在を問う視点,c. 通時的・共時的な日本の位置どりを凝視する視点-を設定するとともに,地域研究が有する学際性を中国20 世紀史(歴史学)と諸ディシプリンとの対話という方法として紡ぎだす試みである。本書をとりまとめるにあたって,以下の三点に留意した。第一に,歴史学と諸学との対話に関して,中国20世紀史においては現代の課題との関連性を意識することに注意をはらい,他方,21世紀「グローバル大国・中国」出現のありようについては個々のディシプリンをふまえて「語る」ことによって,「対話」の可能性を追求することである。第二に,現代中国研究をめぐる研究と対話の新たなプラットフォームをどのように構築するのかという問題である。東アジア学校間交流というアカデミックな対話が,国境による壁を相対化し相互の信頼醸成と相互理解を促進するための有効な手段であろう。同時に21世紀「グローバル大国・中国」の出現によって,中国専門家の狭いサークルを越えて,さまざまなディシプリンをもつ研究者による意見交換を可能にするプラットフォーム構築の必要性が焦眉の課題となった。第三に,日本の中国地域研究の「個性を押しだす」ことである。現在と過去,過去と未来をどのように架橋するかについては,当然東アジア大国関係としての日中関係という視点から再検討がされなければならないが,同時にそれは矛盾・競合・対立から協調・共生・成長に向けての「共進化」を促すものでなければならない。
citation_title
関於大阪大学中国文化論壇《共同進化的現代中国研究》
citation_author
田中, 仁
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大阪大学中国文化フォーラム
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中国語
citation_date
2011-10-05
citation_journal_title
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citation_volume
2011-12
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citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/13517