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ファイル	フォーマット	利用条件	サイズ	閲覧回数	利用開始日	説明
sln05-097	pdf	なし	1.16 MB	816	2012.11.26

論文情報

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タイトル	原因・理由を表す接続助詞の切換え
	ゲンイン　リユウ　ヲ　アラワス　セツゾクジョシ　ノ　キリカエ
著者	NRID 1000030379218 1000030379218 著者名 松丸, 真大 ; マツマル, ミチオ ; Matsumaru, Michio
キーワード等	原因
	理由
	接続助詞
	スタイル
	切換え
抄録	本稿では、東京下町方言話者と高知幡多方言話者が用いる原因・理由接続助調をとりあげ、場面間の切換え現象を中心に考察を試みた。その結果、以下の点が明らかとなった。(a) 用法・文型の点で考えると、東京下町老年層話者の場合はノデの用法・生起できる文型が限られており、カラとは完全に対応しない。これはノデが文法化の途上にあり、カラとのバリエーション関係にまで至っていないことによるものであろう。(b) 丁寧形式との共起の点から見ると、両地域の若年層話者は、丁寧さという軸を基準としてそれぞれノデ対カラ、ノデ・カラ対ケンという切換えを行っていると考えられる。(c) 切換えが見られる話者の場合でも、高知老年層話者は丁寧さを基準として切換えを行っておらず、相手が方言話者か否かを基準としていると考えられる。(d) 東京若年層話者の場合、原因・理由の接続助調としての典型的な用法・文型からはずれたところで、両形式にスタイル的意味が付与されるという言語的な制約条件が働いている可能性がある。
出版者	大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
	オオサカ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ シャカイ ゲンゴガク ケンキュウシツ
収録物名	阪大社会言語学研究ノート
巻(号)	5
ページ	97-113
刊行年月	2003-03
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/23200
DOI	https://doi.org/10.18910/23200
NCID	AA11555159
アクセス権	open access
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
	阪大社会言語学研究ノート / 第5号

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