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2022-05-25
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https://doi.org/10.18910/23241
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sln08-014
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論文情報
タイトル
福島方言のノダッケ : 実は俺、まだ学生なんだっけ
タイトル (ヨミ)
フクシマ ホウゲン ノ ノダッケ ジツハ オレ マダ ガクセイ ナンダッケ
著者
白岩, 広行
白岩, 広行
著者 (ヨミ)
シライワ, ヒロユキ
キーワード等
福島方言
ノダ
文末詞ケ
説明
前置き
抄録
福島方言の文末詞ケは「思い出し」の意味しか持たない(§2. )。しかし、ノダにケが接続したノダッケという表現のなかに、ケの「思い出し」の意味にはそぐわないものが見られる( §3. )本稿では、このノダッケを、ひとまとまりの文末表現として分析した。その特徴は以下の通り。形態統語論的特徴 : 必ず平叙文の文末に生起する。また、いずれの文末詞とも共起しない(§4.)基本的意味 : 先行文脈に対する説明づけ、あるいは後の文脈の前置きとして、聞き手にとって未知と話し手が考えている情報を提示する(§5. 1.)。ノダッケは、ノダと同じく説明づけに関わる表現だが、ノダよりも使われる用法は限られている。つまり、ノダの様々な用法のうち、次の3つの条件を満たす場合にしか使えない(§5. 2.) 。①対人的な用法②前か後いずれかの文脈との関係づけが見られる③当該の情報が聞き手にとって未知である(と話し手が考えている)談話的な面では、話し手のターンを維持するために使われることがある(§5. 3. 1.)。また、聞き手に反発をするような場合、特殊な現れ方をする(§(5. 3.2)
公開者
大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ シャカイ ゲンゴガク ケンキュウシツ
掲載誌名
阪大社会言語学研究ノート
巻
8
開始ページ
14
終了ページ
29
刊行年月
2008-03
NCID
AA11555159
URL
http://hdl.handle.net/11094/23241
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/23241
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
阪大社会言語学研究ノート / 第8号
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
阪大社会言語学研究ノート.8 P.14-P.29
DC.title
福島方言のノダッケ : 実は俺、まだ学生なんだっけ
DC.creator
白岩, 広行
DC.publisher
大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2008-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/23241
DC.subject
福島方言
ノダ
文末詞ケ
説明
前置き
DCTERMS.abstract
福島方言の文末詞ケは「思い出し」の意味しか持たない(§2. )。しかし、ノダにケが接続したノダッケという表現のなかに、ケの「思い出し」の意味にはそぐわないものが見られる( §3. )本稿では、このノダッケを、ひとまとまりの文末表現として分析した。その特徴は以下の通り。形態統語論的特徴 : 必ず平叙文の文末に生起する。また、いずれの文末詞とも共起しない(§4.)基本的意味 : 先行文脈に対する説明づけ、あるいは後の文脈の前置きとして、聞き手にとって未知と話し手が考えている情報を提示する(§5. 1.)。ノダッケは、ノダと同じく説明づけに関わる表現だが、ノダよりも使われる用法は限られている。つまり、ノダの様々な用法のうち、次の3つの条件を満たす場合にしか使えない(§5. 2.) 。①対人的な用法②前か後いずれかの文脈との関係づけが見られる③当該の情報が聞き手にとって未知である(と話し手が考えている)談話的な面では、話し手のターンを維持するために使われることがある(§5. 3. 1.)。また、聞き手に反発をするような場合、特殊な現れ方をする(§(5. 3.2)
DC.identifier
info:doi/10.18910/23241
citation_title
福島方言のノダッケ : 実は俺、まだ学生なんだっけ
citation_author
白岩, 広行
citation_publisher
大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
citation_language
日本語
citation_date
2008-03
citation_journal_title
阪大社会言語学研究ノート
citation_volume
8
citation_firstpage
14
citation_lastpage
29
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/23241
citation_keywords
福島方言
ノダ
文末詞ケ
説明
前置き
citation_doi
info:doi/10.18910/23241