高知県四万十市西土佐大宮における行為指示表現

酒井, 雅史

阪大社会言語学研究ノート, 2013, 11, 28-41

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sln11-028 pdf なし 518 KB 590 2013.05.02  

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タイトル
高知県四万十市西土佐大宮における行為指示表現
コウチケン　シマントシ　ニシトサ　オオミヤ　ニオケル　コウイ　シジ　ヒョウゲン
著者
NRID
1000020823777 1000020823777
著者名
酒井, 雅史 ; サカイ, マサシ
キーワード等
西土佐大宮方言
行為指示表現
タヤ形式
抄録
本稿は、2011年・2012年に行なった面接調査の結果をもとに、高知県四万十市西土佐大宮地区における行為指示表現の記述を行なうものである。西土佐大宮地区の行為指示表現に関して以下のことが明らかとなった。（a）命令形、テ形およびタヤ形式が使用される。連用形は使用されない。（b）タヤ形式は《勧め》で、テ形は《依頼》で、命令形は《命令》でそれぞれ使用される。（c）命令形およびテ形が使用される場合、終助詞または授受動詞を伴って使用されることが多い。（d）聞き手との関係および発話機能だけではなく、発話が「タイミング考慮／タイミング非考慮」「矛盾考慮／矛盾非考慮」のいずれの解釈を受けるかによる使用語形の違いがある。
出版者
大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
オオサカ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ シャカイ ゲンゴガク ケンキュウシツ
収録物名
阪大社会言語学研究ノート
巻(号)
11
ページ
28-41
刊行年月
2013-03
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/24761
DOI
https://doi.org/10.18910/24761
NCID
AA11555159
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
阪大社会言語学研究ノート / 第11号