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(
2021-03-05
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mhb_04_001
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論文情報
タイトル
外国人児童の学びを促す在籍学級のあり方 : 母語力と日本語力の伸長を目指して
別タイトル
Designing a Mainstream Class to Facilitate the Development of Minority-Language Children in Both Japanese and Their Mother Tongue
タイトル (ヨミ)
ガイコクジン ジドウ ノ マナビ ヲ ウナガス ザイセキ ガッキュウ ノ アリカタ ボゴリョク ト ニホンゴリョク ノ シンチョウ ヲ メザシテ
著者
櫻井, 千穂
櫻井, 千穂
著者の別表記
Sakurai, Chiho
著者 (ヨミ)
サクライ, チホ
キーワード等
cognitive transfer
在籍学級
母語
全員発表
言語意識
抄録
外国人児童の学びの場を考える際には、従来からの研究対象である取り出し授業や日本語教室だけではなく、最も重要であるはずの在籍学級のあり方をも視野に入れるべきである。本研究では中島(2007)が示す「ダブル・リミテッド/一時的セミリンガル現象を阻止する学校環境」を基盤とした「在籍学級と取り出し授業の連携モデル」の実践を行い、その有益性を検証した。そして、外国人児童の学びを促す在籍学級の仕組みとして、児童中心且つ探求型の「全員発表」という授業形態が機能することが確認できた。また、その仕組みを十分に活かすには、他の目本人児童たちの言語意識(Hélot&Young2006)への働きかけが重要であることもわかった。外国人児童は、日本人児童たちの助けを得ながら全員発表に参加することで、在籍学級の中での自分の居場所と、母語を使って思考する機会を確保することができ、母語の力を伸ばすことが可能となった。またその在籍学級での活動は児童の日本語のインプットの場としても機能していることが確認できた。
公開者
母語・継承語・バイリンガル教育研究会(MHB研究会)
公開者の別表記
Mother Tongue, Heritage Language, and Bilingual Education Research Association
公開者 (ヨミ)
ボゴ ケイショウゴ バイリンガル キョウイク ケンキュウカイ MHB ケンキュウカイ
掲載誌名
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究
巻
4
開始ページ
1
終了ページ
26
刊行年月
2008-03-31
NCID
AA12325176
URL
http://hdl.handle.net/11094/25030
言語
日本語
カテゴリ
本学関連学会 Related Societies
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究 / 第4号
論文詳細を表示
著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
学術雑誌論文
ローカル資源タイプ
本学関連学会
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究.4 P.1-P.26
DC.title
外国人児童の学びを促す在籍学級のあり方 : 母語力と日本語力の伸長を目指して
DCTERMS.alternative
Designing a Mainstream Class to Facilitate the Development of Minority-Language Children in Both Japanese and Their Mother Tongue
DC.creator
櫻井, 千穂
DC.creator
Sakurai, Chiho
DC.publisher
母語・継承語・バイリンガル教育研究会(MHB研究会)
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2008-03-31
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/25030
DC.subject
cognitive transfer
在籍学級
母語
全員発表
言語意識
DCTERMS.abstract
外国人児童の学びの場を考える際には、従来からの研究対象である取り出し授業や日本語教室だけではなく、最も重要であるはずの在籍学級のあり方をも視野に入れるべきである。本研究では中島(2007)が示す「ダブル・リミテッド/一時的セミリンガル現象を阻止する学校環境」を基盤とした「在籍学級と取り出し授業の連携モデル」の実践を行い、その有益性を検証した。そして、外国人児童の学びを促す在籍学級の仕組みとして、児童中心且つ探求型の「全員発表」という授業形態が機能することが確認できた。また、その仕組みを十分に活かすには、他の目本人児童たちの言語意識(Hélot&Young2006)への働きかけが重要であることもわかった。外国人児童は、日本人児童たちの助けを得ながら全員発表に参加することで、在籍学級の中での自分の居場所と、母語を使って思考する機会を確保することができ、母語の力を伸ばすことが可能となった。またその在籍学級での活動は児童の日本語のインプットの場としても機能していることが確認できた。
citation_title
外国人児童の学びを促す在籍学級のあり方 : 母語力と日本語力の伸長を目指して
citation_author
櫻井, 千穂
citation_publisher
母語・継承語・バイリンガル教育研究会(MHB研究会)
citation_language
日本語
citation_date
2008-03-31
citation_journal_title
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究
citation_volume
4
citation_firstpage
1
citation_lastpage
26
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/25030
citation_keywords
cognitive transfer
在籍学級
母語
全員発表
言語意識