Javaソフトウェアの部品グラフにおけるべき乗則の調査

市井, 誠; 松下, 誠; 井上, 克郎

電子情報通信学会論文誌D, 2007, J90-D(7), 1733-1743

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IEICE_J90-D_7_1733 pdf なし 1.00 MB 107 2013.12.09  

論文情報

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タイトル
Javaソフトウェアの部品グラフにおけるべき乗則の調査
An Exploration of Power Law in Java Software Component Graph
Java　ソフトウェア　ノ　ブヒン　グラフ　ニ　オケル　ベキジョウソク　ノ　チョウサ
著者
著者名
市井, 誠 ; イチイ, マコト ; Ichii, Makoto
NRID
1000060304028 1000060304028
ORCID
0000-0002-8014-4092 0000-0002-8014-4092
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Scopus Author ID
7402125665 7402125665
著者名
松下, 誠 ; マツシタ, マコト ; Matsushita, Makoto
NRID
1000020168438 1000020168438
著者名
井上, 克郎 ; イノウエ, カツロウ ; Inoue, Katsuro
キーワード等
ソフトウェア部品
利用関係
部品グラフ
べき乗則
抄録
ソフトウェア部品とはモジュールや関数，クラス等のソフトウェアの構成単位であり，参照や呼出しなどの形で互いに利用関係をもつ．ソフトウェア部品を頂点，利用関係を有向辺としたグラフはソフトウェア部品グラフ（部品グラフ）と呼ばれ，ソフトウェアの解析手法に広く用いられている．グラフを特徴づける要素として頂点の次数分布がある．近年，WWW上のページのリンク関係やソーシャルネットワーク等，様々な分野のグラフで次数分布がべき乗則に従うことが明らかになり，活発に研究されている．本論文では，Javaソフトウェアに含まれるクラス間の静的な利用関係に基づく部品グラフの次数分布にべき乗則が成り立つかどうかを調査した．その結果，一つのソフトウェア及び大規模なソフトウェアの集合に関し，入次数の分布がべき乗則に従い，出次数の分布は次数の大きな範囲でのみべき乗則に従うことが明らかになった．また，一部の部分集合においても同様の性質が成り立ち，特に，単語に基づく部分集合は非常に少ない部品数でも全体集合と同様の性質をもつことが明らかになった。
出版者
電子情報通信学会
デンシ　ジョウホウ　ツウシン　ガッカイ
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
収録物名
電子情報通信学会論文誌D
巻(号)
J90-D(7)
ページ
1733-1743
刊行年月
2007-07-01
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/26475
PISSN
18804535
NCID
AA12099634
関連情報 (references)
URI
http://search.ieice.org/
アクセス権
open access
権利情報
copyright©2007 IEICE
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
学術雑誌論文 Journal Article