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2021-01-25
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https://doi.org/10.18910/3945
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論文情報
タイトル
日本における家族特性評価尺度の作成
別タイトル
Development of the "Japanese Family Characteristic Inventory"
タイトル (ヨミ)
ニホン ニオケル カゾク トクセイ ヒョウカ シャクド ノ サクセイ
著者
杭瀬, 智子
杭瀬, 智子
三澤, 咲美
三澤, 咲美
著者 (ヨミ)
クイセ, トモコ
ミサワ, サキミ
キーワード等
家族
家族形態の変化
抄録
近年、日本の家族形態は多様に変化している。そのため、現代の家族は一昔前の家族とは異なる様相を呈してきているといえる。そのような変化の中でも、現代の家族の持つ特性を正確に把握することは重要だと考えられる。しかしながら、現在日本で用いられている代表的な家族機能評価尺度は異なる文化圏で作成された尺度を日本語に訳したものにすぎず、日本の家族特性を正確に把握できる尺度であるとはいえない。したがって本研究では、現在の日本の家族特性を把握するのに適切な項目を抽出し、既存のものよりも簡便な尺度を作成することを目的とした。研究Iにおいて、「円満」因子・「情緒的結合」因子・「共同活動」因子・「規律」因子・「自立」因子の5因子から構成され、総項目数26項目という簡便な尺度が作成された。また、研究Ⅱでは作成された尺度の妥当性が確認された。そして、他尺度との関連を検討したところ、自立、円満両因子と充実感の間に、また情緒的結合、自立両因子と抑うつの間に関連があることが分かった。さらに作成した尺度を用いて属性をもとに平均値の差の検定をおこなったところ、祖父母と同居しているかどうか、被験者が就学前に幼稚園に通っていたか保育所に通っていたかで有意な差が見られた。また、同胞の有無では差が見られなかった。今後は、家族のサブ・システムの影響をどのように測定するかを検討していく必要があるといえる。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科人間行動学講座臨床死生学研究分野
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ ニンゲン コウドウガク コウザ リンショウ シセイガク ケンキュウ ブンヤ
掲載誌名
臨床死生学年報
巻
8
開始ページ
30
終了ページ
49
刊行年月
2003
NCID
AA12001709
URL
http://hdl.handle.net/11094/3945
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/3945
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
生老病死の行動科学 / 第8号
論文詳細を表示
著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
臨床死生学年報.8 P.30-P.49
DC.title
日本における家族特性評価尺度の作成
DCTERMS.alternative
Development of the "Japanese Family Characteristic Inventory"
DC.creator
杭瀬, 智子
三澤, 咲美
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科人間行動学講座臨床死生学研究分野
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2003
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/3945
DC.subject
家族
家族形態の変化
DCTERMS.abstract
近年、日本の家族形態は多様に変化している。そのため、現代の家族は一昔前の家族とは異なる様相を呈してきているといえる。そのような変化の中でも、現代の家族の持つ特性を正確に把握することは重要だと考えられる。しかしながら、現在日本で用いられている代表的な家族機能評価尺度は異なる文化圏で作成された尺度を日本語に訳したものにすぎず、日本の家族特性を正確に把握できる尺度であるとはいえない。したがって本研究では、現在の日本の家族特性を把握するのに適切な項目を抽出し、既存のものよりも簡便な尺度を作成することを目的とした。研究Iにおいて、「円満」因子・「情緒的結合」因子・「共同活動」因子・「規律」因子・「自立」因子の5因子から構成され、総項目数26項目という簡便な尺度が作成された。また、研究Ⅱでは作成された尺度の妥当性が確認された。そして、他尺度との関連を検討したところ、自立、円満両因子と充実感の間に、また情緒的結合、自立両因子と抑うつの間に関連があることが分かった。さらに作成した尺度を用いて属性をもとに平均値の差の検定をおこなったところ、祖父母と同居しているかどうか、被験者が就学前に幼稚園に通っていたか保育所に通っていたかで有意な差が見られた。また、同胞の有無では差が見られなかった。今後は、家族のサブ・システムの影響をどのように測定するかを検討していく必要があるといえる。
DC.identifier
info:doi/10.18910/3945
citation_title
日本における家族特性評価尺度の作成
citation_author
杭瀬, 智子
三澤, 咲美
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科人間行動学講座臨床死生学研究分野
citation_language
日本語
citation_date
2003
citation_journal_title
臨床死生学年報
citation_volume
8
citation_firstpage
30
citation_lastpage
49
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/3945
citation_keywords
家族
家族形態の変化
citation_doi
info:doi/10.18910/3945