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2021-04-15
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https://doi.org/10.18910/4230
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aes06-267
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論文情報
タイトル
犯罪被害者とセルフヘルプ・グループ
別タイトル
Crime Victims and Selfhelp - Group
タイトル (ヨミ)
ハンザイヒガイシャ ト セルフヘルプ グループ
著者
井ノ崎, 敦子
井ノ崎, 敦子
前田, 真比子
前田, 真比子
著者の別表記
Inosaki, Atsuko
Maeda, Maiko
著者 (ヨミ)
イノサキ, アツコ
マエダ, マイコ
抄録
本研究では、主にセルフヘルプ・グループに焦点を当てて、犯罪被害者の心の回復における非専門的援助の意義について分析することを目的としている。方法としては、実際に少年によって長男を殺され「少年犯罪被害当事者の会」というセルフヘルプ・グループを運営されている武和光、るり子夫妻に半構造化面接を行い、彼らがどのような非専門的援助によって回復してきたか、そして心理の専門家とはどのような関わりを持ってきたか等について分析を行った。その結果、セルフヘルプ・グループの有効性と共に、被害に遭う以前から深い付き合いのあった地域の人々によるサポートの有効性を見て取ることができる。一方、心理の専門家との関わりについては、武夫妻の場合、直接的な援助を必要としなかったことがわかった。以上のことから、武夫妻にとって、非専門的援助であるセルフヘルプ・グループや地域の人々による支えが、心の回復の大きな要因となったといえる。また、武夫妻は心理および教育の専門家に求めることとして、遺された兄弟へのケアシステムの確立と、「命の尊さ」教育の見なおしを強調した。このような当事者からの要望に今後専門家が適切に対応していくことが望まれる。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
6
開始ページ
267
終了ページ
278
刊行年月
2001-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/4230
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/4230
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.6
論文詳細を表示
著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.6 P.267-P.278
DC.title
犯罪被害者とセルフヘルプ・グループ
DCTERMS.alternative
Crime Victims and Selfhelp - Group
DC.creator
井ノ崎, 敦子
前田, 真比子
DC.creator
Inosaki, Atsuko
Maeda, Maiko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2001-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/4230
DCTERMS.abstract
本研究では、主にセルフヘルプ・グループに焦点を当てて、犯罪被害者の心の回復における非専門的援助の意義について分析することを目的としている。方法としては、実際に少年によって長男を殺され「少年犯罪被害当事者の会」というセルフヘルプ・グループを運営されている武和光、るり子夫妻に半構造化面接を行い、彼らがどのような非専門的援助によって回復してきたか、そして心理の専門家とはどのような関わりを持ってきたか等について分析を行った。その結果、セルフヘルプ・グループの有効性と共に、被害に遭う以前から深い付き合いのあった地域の人々によるサポートの有効性を見て取ることができる。一方、心理の専門家との関わりについては、武夫妻の場合、直接的な援助を必要としなかったことがわかった。以上のことから、武夫妻にとって、非専門的援助であるセルフヘルプ・グループや地域の人々による支えが、心の回復の大きな要因となったといえる。また、武夫妻は心理および教育の専門家に求めることとして、遺された兄弟へのケアシステムの確立と、「命の尊さ」教育の見なおしを強調した。このような当事者からの要望に今後専門家が適切に対応していくことが望まれる。
DC.identifier
info:doi/10.18910/4230
citation_title
犯罪被害者とセルフヘルプ・グループ
citation_author
井ノ崎, 敦子
前田, 真比子
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大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
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2001-03
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citation_public_url
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