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2021-01-19
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このアイテムへのリンクには次のURLをご利用ください:
https://doi.org/10.18910/4359
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aes04-019
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論文情報
タイトル
『学生生活調査に見る学生の音楽愛好』「音楽」の内容と愛好の質的変化
別タイトル
Students' Love of Music through Surveys of Lifestyles Changes of the meanings of “Music" and of the ways of Appreciation
タイトル (ヨミ)
ガクセイセイカツ チョウサ ニミル ガクセイ ノ オンガク アイコウ オンガク ノ ナイヨウ ト アイコウ ノ シツテキ ヘンカ
著者
加藤, 善子
加藤, 善子
著者の別表記
Kato, Yoshiko
著者 (ヨミ)
カトウ, ヨシコ
抄録
本稿は、昭和初期に各学校で実施された学生生活調査をてがかりに、当時の「音楽」の内容と学生の音楽愛好スタイルの質的変化を明らかにしようとするものである。まず、調査結果において、昭和7~9年前後に「音楽」としてカテゴライズされるものが変化している。それ以前は、「音楽」は、洋楽・邦楽共に楽器演奏や各ジャンルを含まないものであったが、その後、「音楽」は西洋音楽を内包し、邦楽を排除して集計される傾向がみられた。すなわち一部の「邦楽」は「音楽」の外に認識されるようになったのである。これは、当時の洋楽音楽界における変化と対応しており、この時期に洋楽は他のジャンルと快を分けて「クラシック」中心に組織化されて行き、それに対応して学生の音楽愛好スタイルも変化することになった。このため、「音楽」愛好者は、昭和期を通じて、調査表の上からある傾向を見出したり解釈することが不可能であるような結果を示しているが、そこには「音楽」そのものもつ意味とその愛好の質的変化があったためである。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
4
開始ページ
19
終了ページ
32
刊行年月
1999-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/4359
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/4359
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.4
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.4 P.19-P.32
DC.title
『学生生活調査に見る学生の音楽愛好』「音楽」の内容と愛好の質的変化
DCTERMS.alternative
Students' Love of Music through Surveys of Lifestyles Changes of the meanings of “Music" and of the ways of Appreciation
DC.creator
加藤, 善子
DC.creator
Kato, Yoshiko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
1999-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/4359
DCTERMS.abstract
本稿は、昭和初期に各学校で実施された学生生活調査をてがかりに、当時の「音楽」の内容と学生の音楽愛好スタイルの質的変化を明らかにしようとするものである。まず、調査結果において、昭和7~9年前後に「音楽」としてカテゴライズされるものが変化している。それ以前は、「音楽」は、洋楽・邦楽共に楽器演奏や各ジャンルを含まないものであったが、その後、「音楽」は西洋音楽を内包し、邦楽を排除して集計される傾向がみられた。すなわち一部の「邦楽」は「音楽」の外に認識されるようになったのである。これは、当時の洋楽音楽界における変化と対応しており、この時期に洋楽は他のジャンルと快を分けて「クラシック」中心に組織化されて行き、それに対応して学生の音楽愛好スタイルも変化することになった。このため、「音楽」愛好者は、昭和期を通じて、調査表の上からある傾向を見出したり解釈することが不可能であるような結果を示しているが、そこには「音楽」そのものもつ意味とその愛好の質的変化があったためである。
DC.identifier
info:doi/10.18910/4359
citation_title
『学生生活調査に見る学生の音楽愛好』「音楽」の内容と愛好の質的変化
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加藤, 善子
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大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
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日本語
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1999-03
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