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2021-03-03
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https://doi.org/10.18910/4790
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aes07-181
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2,009
論文情報
タイトル
‘現代女性の自己実現'と‘女性性による癒し'に関する一考察 : 主体的受容性を巡って
別タイトル
A study on the 'self-actualization of women in modern society' and 'the IYASHI from femininity' : Concerning 'active passiveness'
タイトル (ヨミ)
ゲンダイジョセイ ノ ジコジツゲン ト ジョセイセイ ニヨル イヤシ ニカンスル イチコウサツ シュタイ テキ ジュヨウセイ ヲ メグッテ
著者
廣澤, 愛子
廣澤, 愛子
著者の別表記
Hirosawa, Aiko
著者 (ヨミ)
ヒロサワ, アイコ
内容
論文
抄録
父権的なものの見方が優勢な現代社会における女性たちは‘父の娘’と呼ばれ、彼女たちは社会的な成功を収めるなど良いペルソナを保つ一方で、女性が本来持っていたはずの女性性の力と熱情を犠牲にしてしまっていると指摘されている。ここでは臨床心理学的観点から、‘現代女性の自己実現’及び‘女性性による癒し’について考察する。父の娘と呼ばれる現代女性が女性性に纏わるものを取り戻し、自己実現に向かうためには、受容という態度を主体的に引き受けること、すなわち`主体的受容性'を身に付けていくことが必要なのではないか、と筆者は考えている。ここでは、日本神話におけるアメノウズメのイメージをもとに、`主体的受容性'を身につけることが女性の自己実現に必要であることに加え、それが女性性による癒しにも結びつくことを、女性にとっての身体やセクシュアリティの意味に触れつつ考察する。そして、主体的受容性を身につけた結果、父の娘たちが触れることになる世界が、‘母娘元型’が布置された‘死と再生’の世界であり、真の自己愛と対象愛に開かれていくことに言及する。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
7
開始ページ
181
終了ページ
192
刊行年月
2002-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/4790
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/4790
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.7
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.7 P.181-P.192
DC.title
‘現代女性の自己実現'と‘女性性による癒し'に関する一考察 : 主体的受容性を巡って
DCTERMS.alternative
A study on the 'self-actualization of women in modern society' and 'the IYASHI from femininity' : Concerning 'active passiveness'
DC.creator
廣澤, 愛子
DC.creator
Hirosawa, Aiko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2002-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/4790
DC.description
論文
DCTERMS.abstract
父権的なものの見方が優勢な現代社会における女性たちは‘父の娘’と呼ばれ、彼女たちは社会的な成功を収めるなど良いペルソナを保つ一方で、女性が本来持っていたはずの女性性の力と熱情を犠牲にしてしまっていると指摘されている。ここでは臨床心理学的観点から、‘現代女性の自己実現’及び‘女性性による癒し’について考察する。父の娘と呼ばれる現代女性が女性性に纏わるものを取り戻し、自己実現に向かうためには、受容という態度を主体的に引き受けること、すなわち`主体的受容性'を身に付けていくことが必要なのではないか、と筆者は考えている。ここでは、日本神話におけるアメノウズメのイメージをもとに、`主体的受容性'を身につけることが女性の自己実現に必要であることに加え、それが女性性による癒しにも結びつくことを、女性にとっての身体やセクシュアリティの意味に触れつつ考察する。そして、主体的受容性を身につけた結果、父の娘たちが触れることになる世界が、‘母娘元型’が布置された‘死と再生’の世界であり、真の自己愛と対象愛に開かれていくことに言及する。
DC.identifier
info:doi/10.18910/4790
citation_title
‘現代女性の自己実現'と‘女性性による癒し'に関する一考察 : 主体的受容性を巡って
citation_author
廣澤, 愛子
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
citation_date
2002-03
citation_journal_title
大阪大学教育学年報
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7
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citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/4790
citation_doi
info:doi/10.18910/4790