目標言語話者とのEメールのやりとりを通した教室外の日本語学習

欧, 麗賢

目標言語話者とのEメールのやりとりを通した教室外の日本語学習

欧, 麗賢

阪大日本語研究, 2014, 26, 113-137

アクセス数:675件（2025-03-17 11:43 集計）

固定URL: https://hdl.handle.net/11094/50078

閲覧可能ファイル

ファイル	フォーマット	利用条件	サイズ	閲覧回数	利用開始日	説明	information
hnk26_113	pdf	なし	838 KB	823	2014.09.17

論文情報

ファイル出力 EndNote Basic出力 Mendeley出力

タイトル	目標言語話者とのEメールのやりとりを通した教室外の日本語学習
	Out-of-class learning of Japanese by e-mail exchange with a target language speaker
	モクヒョウ　ゲンゴ　ワシャ　トノ　Eメール　ノ　ヤリトリ　ヲ　トオシタ　キョウシツガイ　ノ　ニホンゴ　ガクシュウ
著者	著者名欧, 麗賢 ; Ou, Lixian
キーワード等	学習者オートノミー
	教室外の言語学習
	中国人日本語学習者
	CMC
	Eメール
抄録	外国語環境におかれた言語学習者は、目標言語話者との接触が限られた言語学習環境にいるため、教室外の言語学習活動は読解・聴解が中心となると考えられがちである。しかし、インターネットの普及やデジタル技術の発達に伴い、インターネットを通して目標言語話者との接触が可能となってきた。本稿では、中国の日本語学科の大学生のN さんが、どのようにインターネットを通して日本語話者にアクセスし、大学の2 年生から4 年生までE メールを利用して教室外の日本語学習を行い続けたのかを明らかにする。分析の結果から以下の3 点が明らかになった。(1) E メールによる教室外の日本語学習は、学習者が自分のおかれた状況を考慮し、自分の言語学習に一番適した学習リソースや方法を選択した結果である、(2) Eメールのやりとりを行い続けるには、学習者自身の学習者オートノミーの発揮による工夫の他、パートナーのサポートも必要不可欠である、(3) E メールのやりとりによる日本語学習を日本語学習の全体と関連づけることが、この学習方法を続ける上で重要である。
出版者	大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
出版者	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　ブンガグ　ケンキュウカ　ニホンゴガク　コウザ
収録物名	阪大日本語研究
収録物名	Handai nihongo kenkyu
巻(号)	26
ページ	113-137
刊行年月	2014-02
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/50078
PISSN	09162135
NCID	AN10106606
アクセス権	open access
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	阪大日本語研究 / 第26号

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	阪大日本語研究. 2014, 26, p. 113-137
DC.title	目標言語話者とのEメールのやりとりを通した教室外の日本語学習
	Out-of-class learning of Japanese by e-mail exchange with a target language speaker
	モクヒョウ　ゲンゴ　ワシャ　トノ　Eメール　ノ　ヤリトリ　ヲ　トオシタ　キョウシツガイ　ノ　ニホンゴ　ガクシュウ
DC.creator	欧, 麗賢
DC.creator	Ou, Lixian
DC.publisher	大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
DC.publisher	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　ブンガグ　ケンキュウカ　ニホンゴガク　コウザ
DC.language' scheme='DCTERMS.RFC1766	日本語
DC.type' scheme='DCTERMS.DCMIType	text
DCTERMS.issued' scheme='DCTERMS.W3CDTF	2014-02
DC.subject	学習者オートノミー
	教室外の言語学習
	中国人日本語学習者
	CMC
	Eメール
DCTERMS.abstract	外国語環境におかれた言語学習者は、目標言語話者との接触が限られた言語学習環境にいるため、教室外の言語学習活動は読解・聴解が中心となると考えられがちである。しかし、インターネットの普及やデジタル技術の発達に伴い、インターネットを通して目標言語話者との接触が可能となってきた。本稿では、中国の日本語学科の大学生のN さんが、どのようにインターネットを通して日本語話者にアクセスし、大学の2 年生から4 年生までE メールを利用して教室外の日本語学習を行い続けたのかを明らかにする。分析の結果から以下の3 点が明らかになった。(1) E メールによる教室外の日本語学習は、学習者が自分のおかれた状況を考慮し、自分の言語学習に一番適した学習リソースや方法を選択した結果である、(2) Eメールのやりとりを行い続けるには、学習者自身の学習者オートノミーの発揮による工夫の他、パートナーのサポートも必要不可欠である、(3) E メールのやりとりによる日本語学習を日本語学習の全体と関連づけることが、この学習方法を続ける上で重要である。
DC.format	50078
citation_title	目標言語話者とのEメールのやりとりを通した教室外の日本語学習
citation_author	欧, 麗賢
citation_publisher	大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
citation_language	日本語
citation_date	2014-02
citation_journal_title	阪大日本語研究
citation_volume	26
citation_firstpage	113
citation_lastpage	137
citation_public_url	https://hdl.handle.net/11094/50078

目標言語話者とのEメールのやりとりを通した教室外の日本語学習

閲覧可能ファイル

論文情報

論文詳細を表示