言語社会化の過程 : 親子3人の会話における謝罪表現を中心に

バーデルスキー, マシュー

阪大日本語研究, 2014, 26, 33-49

アクセス数:1,402件（2025-05-12 17:27 集計）

固定URL: https://doi.org/10.18910/50084

閲覧可能ファイル 

ファイル フォーマット 利用条件 サイズ 閲覧回数 利用開始日 説明 information
hnk26_033 pdf なし 539 KB 2,307 2014.09.17  

論文情報

ファイル出力 EndNote Basic出力 Mendeley出力

タイトル
言語社会化の過程 : 親子3人の会話における謝罪表現を中心に
Language socialization : Apology expressions in caregiver-child triadic interaction
ゲンゴ　シャカイカ　ノ　カテイ　オヤコ　3ニン　ノ　カイワ　二　オケル　シャザイ　ヒョウゲン　ヲ　チュウシン　二
著者
NRID
1000080625020 1000080625020
ORCID
0000-0002-9939-3638 0000-0002-9939-3638
researchmap permalink
mburdelski mburdelski
Scopus Author ID
35212965300 35212965300
著者名
バーデルスキー, マシュー ; Burdelski, Matthew
キーワード等
親子の会話
参与枠組み
消極的ポライトネス
言語社会化（language socialization）
謝罪表現
抄録
本稿は、日本人親子3 人の会話における謝罪表現の実践を質的に分析する。特に親が謝罪表現をどのような場面で、どのように使用し、教えるのか、そして謝罪表現は言語社会化の過程においてどのような役割を果たすのかという問題を探ってみる。本研究のデータは、養育者—子供間相互行為研究グループのコーパスを用いる。結果は、幼児が兄妹（弟妹）やその環境にある有性物などになんらかの危害を加えた時、主に第三者である兄姉（弟妹）や有性物などに「ごめんなさい」または「ごめんね」という謝罪表現を代弁したり、促したりプロンプティングするという2つの社会化ストラテジーを使用する。そして、幼児が謝罪表現を習得すると同時に、責任、モラリティ、アイデンティティ、思いやりなどといった文化的要素も身につけることを示唆する。
出版者
大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　ブンガグ　ケンキュウカ　ニホンゴガク　コウザ
収録物名
阪大日本語研究
Handai nihongo kenkyu
巻(号)
26
ページ
33-49
刊行年月
2014-02
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/50084
DOI
https://doi.org/10.18910/50084
PISSN
09162135
NCID
AN10106606
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
阪大日本語研究 / 第26号