開発途上国の環境ガバナンスと企業 : フィリピンの総合沿岸管理事業を例として

西村, 謙一

多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集, 2011, 15, 23-33

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タイトル
開発途上国の環境ガバナンスと企業 : フィリピンの総合沿岸管理事業を例として
Environmental Governance and the role of the Private Corporations in the Developing Countries : A Case Study on the lntegrated Coastal Management in the Philippines
ハッテントジョウコク　ノ　カンキョウ　ガバナンス　ト　キギョウ　フィリピン　ノ　ソウゴウ　エンガン　カンリ　ジギョウ　ヲ　レイ　トシテ
著者
NRID
1000040237722 1000040237722
researchmap permalink
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著者名
西村, 謙一 ; ニシムラ, ケンイチ ; Nishimura, Kenichi
キーワード等
企業の社会的責任(CSR)
企業の環境責任(CER)
フイリピン
地方分権
総合沿岸管理事業(ICM)
PEMSEA
PEZA
抄録
本稿は、環境政策の中で、もっぱら自らの環境破壊的な活動を規制すべき存在として捉えられてきた企業が、より積極的に環境政策に貢献する可能性を検討した。そのために、事例として、フィリピンのバターン州およびカビテ州で実施されている総合沿岸管理事業を取り上げた。そして、企業が地域社会に取り込まれ、社会に責任を持つべきという規範を内面化している場合は環境政策により積極的に貢献するようになる一方、法制度によって環境や社会への配慮から比較的自由に振舞うことが許されている場合は、環境政策への参加が低調になることを明らかにした。
出版者
大阪大学国際教育交流センター
Center for International Education and Exchange, Osaka University
オオサカ　ダイガク　コクサイ　キョウイク　コウリュウ　センター
収録物名
多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集
Journal of Multicultural Education and Student Exchange
巻(号)
15
ページ
23-33
刊行年月
2011-03-31
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/50689
DOI
https://doi.org/10.18910/50689
PISSN
13428128
NCID
AA11266479
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
多文化社会と留学生交流 / 第15号