大学病院における退院調整部門が実施する退院支援に関する実態調査

冨田, 耕平; 前川, 佳敬; 福森, 優司; 花田, 真由子; 下村, 光明; 松尾, 怜奈; 友國, 領子; 表, 敦代; 武田, 悠希; 植園, 法子; 樂木, 宏実; 高橋, 裕美; 青木, 和子; 井上, 智子

doi:https://doi.org/10.18910/55395

大学病院における退院調整部門が実施する退院支援に関する実態調査

冨田, 耕平; 前川, 佳敬; 福森, 優司他

大阪大学看護学雑誌, 2016, 22(1), 17-22

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ファイル	フォーマット	利用条件	サイズ	閲覧回数	利用開始日	説明	information
njou22_1_017	pdf	なし	548 KB	2,676	2016.03.28

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タイトル	大学病院における退院調整部門が実施する退院支援に関する実態調査
	A survey of hospital discharge support in a university hospital
	ダイガク　ビョウイン　ニオケル　タイイン　チョウセイ　ブモン　ガ　ジッシスル　タイイン　シエン　ニカンスル　ジッタイ　チョウサ
著者	著者名冨田, 耕平
	NRID 1000030624077 1000030624077 著者名前川, 佳敬
	著者名福森, 優司
	著者名花田, 真由子
	著者名下村, 光明
	著者名松尾, 怜奈
	著者名友國, 領子
	著者名表, 敦代
	著者名武田, 悠希
	著者名植園, 法子
	NRID 1000020252679 1000020252679 ORCID 0000-0001-6508-4338 0000-0001-6508-4338 researchmap permalink read0042763 read0042763 Scopus Author ID 57202699453 57202699453 著者名樂木, 宏実
	著者名高橋, 裕美
	著者名青木, 和子
	NRID 1000080184761 1000080184761 researchmap permalink Inoue2521Tomoko Inoue2521Tomoko Scopus Author ID 57192809959 57192809959 著者名井上, 智子
キーワード等	退院支援
	退院支援スクリーニング
	地域医療連携
	Discharge Planning
	Screening Tool
	Regional Medical Cooperation
内容	研究報告
抄録	【目的】退院支援の援助内容から、退院支援の実態を明らかにすることである。【方法】 2012年4月1日〜2014年3月31日の2年間にA大学病院の退院調整部門において行われたすべての退院支援ケース3,223件のうち、退院支援後に作成する援助内容報告書から援助の実態を把握できた1,763 件（54.7%）を対象とし、退院支援に係る入院時スクリーニングと退院支援の実態との関連性を分析した。【結果】入院後、退院支援を開始するまでに平均3.8週間を要し、退院支援の調整には平均2.7週間を要していた。スクリーニングとの関連性では、1,763件のうち、26.9%が病棟でのスクリーニングによって要支援ケースが抽出され退院支援につながっていた。【結論】退院支援の必要性と方向性を早期に見出し、退院調整部門の支援開始日を早めることで、入院日数の短縮が可能であると考えられる。そのためには、入院時の退院支援スクリーニングの実施率を向上させるとともに、退院支援の必要性や支援の方向性を見通すことができるシステムの導入を検討する必要がある。
出版者	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版者	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名	大阪大学看護学雑誌
収録物名	Nursing Journal of Osaka University
巻(号)	22(1)
ページ	17-22
刊行年月	2016-03
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/55395
DOI	https://doi.org/10.18910/55395
eISSN	21898820
NCID	AN1048165X
アクセス権	open access
権利情報	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	大阪大学看護学雑誌 / 22巻1号　(2016-03)

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	大阪大学看護学雑誌. 2016, 22(1), p. 17-22
DC.title	大学病院における退院調整部門が実施する退院支援に関する実態調査
	A survey of hospital discharge support in a university hospital
	ダイガク　ビョウイン　ニオケル　タイイン　チョウセイ　ブモン　ガ　ジッシスル　タイイン　シエン　ニカンスル　ジッタイ　チョウサ
DC.creator	冨田, 耕平
	前川, 佳敬
	福森, 優司
	花田, 真由子
	下村, 光明
	松尾, 怜奈
	友國, 領子
	表, 敦代
	武田, 悠希
	植園, 法子
	樂木, 宏実
	高橋, 裕美
	青木, 和子
	井上, 智子
DC.publisher	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.publisher	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
DC.language' scheme='DCTERMS.RFC1766	日本語
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DC.subject	退院支援
	退院支援スクリーニング
	地域医療連携
	Discharge Planning
	Screening Tool
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DC.description	研究報告
DCTERMS.abstract	【目的】退院支援の援助内容から、退院支援の実態を明らかにすることである。【方法】 2012年4月1日〜2014年3月31日の2年間にA大学病院の退院調整部門において行われたすべての退院支援ケース3,223件のうち、退院支援後に作成する援助内容報告書から援助の実態を把握できた1,763 件（54.7%）を対象とし、退院支援に係る入院時スクリーニングと退院支援の実態との関連性を分析した。【結果】入院後、退院支援を開始するまでに平均3.8週間を要し、退院支援の調整には平均2.7週間を要していた。スクリーニングとの関連性では、1,763件のうち、26.9%が病棟でのスクリーニングによって要支援ケースが抽出され退院支援につながっていた。【結論】退院支援の必要性と方向性を早期に見出し、退院調整部門の支援開始日を早めることで、入院日数の短縮が可能であると考えられる。そのためには、入院時の退院支援スクリーニングの実施率を向上させるとともに、退院支援の必要性や支援の方向性を見通すことができるシステムの導入を検討する必要がある。
DC.rights	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
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citation_issue	1
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