微酸性電解水が皮膚に与える効果

辻本, 朋美; 田名部, 佳子; 根来, 佐由美 他

大阪大学看護学雑誌, 2012, 18(1), 11-16

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タイトル
微酸性電解水が皮膚に与える効果
Effects of slightly electrolyzed water on human skin
ビサンセイ　デンカイスイ　ガ　ヒフ　ニ　アタエル　コウカ
著者
NRID
1000000510885 1000000510885
researchmap permalink
tsjmt2m2 tsjmt2m2
Scopus Author ID
57193521459 57193521459
著者名
辻本, 朋美
著者名
田名部, 佳子
NRID
1000050508794 1000050508794
著者名
根来, 佐由美
著者名
田中, 喜典
NRID
1000080184761 1000080184761
researchmap permalink
Inoue2521Tomoko Inoue2521Tomoko
Scopus Author ID
57192809959 57192809959
著者名
井上, 智子
キーワード等
微酸性電解水
角層水分量
皮膚PH
介入研究
内容
研究報告
抄録
本研究の目的は、微酸性電解水が健常な成人の皮膚に及ぼす効果を明らかにすることである。対象は皮膚科の現病歴がない大学生女性12名。微酸性電解水を左前腕に、水道水を右前腕にかけ流し(群間要因:部位)、介入前と介入直後から15分間隔に60分後まで(群内要因:経過時間)の皮膚pH・角層水分量を測定して、二元配置分散分析により比較した。また、使用後の皮膚についてアンケートを実施した。皮膚pH・角層水分量ともに、部位と経過時間に有意な主効果があった(p<0.01)。多重比較(Tukey法)の結果では、微酸性電解水によりpHは介入直後から6.5以下と有意に(p<0.01)弱酸性を維持しており、角層水分量は60分後まで10μS以上と有意に(p<0.05)潤いを維持していた。アンケート結果から、スキントラブル発生はなかった。微酸性電解水を使用することは安全であり、バリア機能を維持し、皮膚に潤いをもたらす効果があることが示唆された。
出版者
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名
大阪大学看護学雑誌
Nursing Journal of Osaka University
巻(号)
18(1)
ページ
11-16
刊行年月
2012-03
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/56647
DOI
https://doi.org/10.18910/56647
PISSN
13413112
NCID
AN1048165X
アクセス権
open access
権利情報
©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学看護学雑誌 / 18巻1号　(2012-03)