一般病棟における看護記録の現状と電子カルテ導入後に残る課題

柳川, 千里

doi:https://doi.org/10.18910/56653

アクセス数:639件（2024-04-20 16:39 集計）

固定URL: https://doi.org/10.18910/56653

閲覧可能ファイル

ファイル	フォーマット	利用条件	サイズ	閲覧回数	利用開始日	説明	information
njou12_1_047	pdf	なし	2.36 MB	606	2016.05.25

論文情報

ファイル出力

タイトル	一般病棟における看護記録の現状と電子カルテ導入後に残る課題
	The current status and the subject of nursing record following the induction of a computerized medical record in a general ward
	イッパン　ビョウトウ　ニ　オケル　カンゴ　キロク　ノ　ゲンジョウ　ト　デンシカルテ　ドウニュウゴ　ニ　ノコル　カダイ
著者	著者名柳川, 千里
キーワード等	看護経過記録
	電子カルテ
	記録監査
	看護診断
	nursing record
	computerized medical record
	audit
	Nursing Diagnoses
内容	研究報告
抄録	看護を展開する看護師の思考過程は、マスタ管理された電算機システムの操作の中では見えにくい状況にあるが、看護経過記録の上には表現される。当院では2001年に看護過程を看護計画支援システムに載せてから3年が経過し、システムのバージョンアップの時期にきている。また今後電子カルテを導入する予定である。そこで、現在のシステムでの看護経過記録における問題点を明らかにする必要性に直面し、看護経過記録の監査を行った。監査の結果、当院の看護経過記録は、看護診断の診断指標に該当する情報や、看護実践に関する記載が少ない傾向にあった。これらの問題は、電子カルテ導入後も、マスタ管理の見直しや新しいシステムの構築により改善が期待できる点もある。しかし、妥当性のある看護計画の立案、情報の収集と整理、アセスメントに至る看護過程の展開については、単にシステムが支援できるものではない。電子カルテが導入されても、看護過程展開能力を高める教育は引き続いて行う必要がある。
出版者	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版者	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名	大阪大学看護学雑誌
収録物名	Nursing Journal of Osaka University
巻(号)	12(1)
ページ	47-53
刊行年月	2006-03
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/56653
DOI	https://doi.org/10.18910/56653
PISSN	13413112
NCID	AN1048165X
アクセス権	open access
権利情報	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	大阪大学看護学雑誌 / 12巻1号　(2006-03)

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	大阪大学看護学雑誌. 2006, 12(1), p. 47-53
DC.title	一般病棟における看護記録の現状と電子カルテ導入後に残る課題
	The current status and the subject of nursing record following the induction of a computerized medical record in a general ward
	イッパン　ビョウトウ　ニ　オケル　カンゴ　キロク　ノ　ゲンジョウ　ト　デンシカルテ　ドウニュウゴ　ニ　ノコル　カダイ
DC.creator	柳川, 千里
DC.publisher	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.publisher	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
DC.language' scheme='DCTERMS.RFC1766	日本語
DC.type' scheme='DCTERMS.DCMIType	text
DCTERMS.issued' scheme='DCTERMS.W3CDTF	2006-03
DC.subject	看護経過記録
	電子カルテ
	記録監査
	看護診断
	nursing record
	computerized medical record
	audit
	Nursing Diagnoses
DC.description	研究報告
DCTERMS.abstract	看護を展開する看護師の思考過程は、マスタ管理された電算機システムの操作の中では見えにくい状況にあるが、看護経過記録の上には表現される。当院では2001年に看護過程を看護計画支援システムに載せてから3年が経過し、システムのバージョンアップの時期にきている。また今後電子カルテを導入する予定である。そこで、現在のシステムでの看護経過記録における問題点を明らかにする必要性に直面し、看護経過記録の監査を行った。監査の結果、当院の看護経過記録は、看護診断の診断指標に該当する情報や、看護実践に関する記載が少ない傾向にあった。これらの問題は、電子カルテ導入後も、マスタ管理の見直しや新しいシステムの構築により改善が期待できる点もある。しかし、妥当性のある看護計画の立案、情報の収集と整理、アセスメントに至る看護過程の展開については、単にシステムが支援できるものではない。電子カルテが導入されても、看護過程展開能力を高める教育は引き続いて行う必要がある。
DC.rights	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.identifier	10.18910/56653
DC.source	看護学雑誌集計
DC.format	application/pdf
citation_title	一般病棟における看護記録の現状と電子カルテ導入後に残る課題
	The current status and the subject of nursing record following the induction of a computerized medical record in a general ward
	イッパン　ビョウトウ　ニ　オケル　カンゴ　キロク　ノ　ゲンジョウ　ト　デンシカルテ　ドウニュウゴ　ニ　ノコル　カダイ
citation_author	柳川, 千里
citation_publisher	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
citation_publisher	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
citation_language	日本語
citation_date	2006-03
citation_journal_title	大阪大学看護学雑誌
citation_journal_title	Nursing Journal of Osaka University
citation_volume	12
citation_issue	1
citation_firstpage	47
citation_lastpage	53
citation_public_url	https://hdl.handle.net/11094/56653
citation_doi_detail	10.18910/56653
citation_doi	https://doi.org/10.18910/56653

閲覧可能ファイル

論文情報

論文詳細を表示