頭頸部放射線療法後にみられる口腔内乾燥を訴える患者の日常生活における問題と対処行動

竹井, 友理; 荒尾, 晴惠

doi:https://doi.org/10.18910/56741

頭頸部放射線療法後にみられる口腔内乾燥を訴える患者の日常生活における問題と対処行動

竹井, 友理; 荒尾, 晴惠

大阪大学看護学雑誌, 2013, 19(1), 33-38

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ファイル	フォーマット	利用条件	サイズ	閲覧回数	利用開始日	説明	information
njou19_1_033	pdf	なし	862 KB	753	2016.05.25

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タイトル	頭頸部放射線療法後にみられる口腔内乾燥を訴える患者の日常生活における問題と対処行動
	Coping with problems in daily life of patients complaining of dry mouth after radiation therapy in head and neck
	トウガイブ　ホウシャセンリョウホウ　ゴ　ニ　ミラレル　コウクウナイ　カンソウ　ヲ　ウッタエル　カンジャ　ノ　ニチジョウセイカツ　ニ　オケル　モンダイ　ト　タイショコウドウ
著者	著者名竹井, 友理
著者	NRID 1000050326302 1000050326302 researchmap permalink read0201 read0201 Scopus Author ID 16311856300 16311856300 著者名荒尾, 晴惠
キーワード等	頭頸部がん
	head　and　neck　cancer
	放射線療法
	radio　therapy
	晩期有害事象
	ｌate　radiation　injury
	唾液分泌減少
	disturbance　of　salivary　secretion
内容	研究報告
抄録	本研究の目的は頭頸部放射線療法の晩期有害事象である唾液分泌減少による日常生活上の問題と対処行動を明らかにし、看護師の介入やケアの在り方の検討を行うことである。外来通院中の頭頸部放射線療法終了後3ヶ月以降の5名に半構成的面接法を用いて唾液分泌減少に伴う日常生活への影響及び対処行動の情報を得た。許可を得て面接内容を録音後、逐語録を作成し、共通性により情報を分類し内容を検討した。口腔内乾燥は対象者全員にみられた。全員が日常生活上の影響として食事が困難であると述べ、その中でも"食塊形成、嚥下"については特に問題があり、誤嚥のリスクを避け安全性を考慮した食事摂取のための対処行動を取っていた。更に"会話を円滑にする工夫"、"口渇による中途覚醒の予防"、"う歯の予防"について挙がったが、生活の様相と障害の程度で個別性が強かった。放射線療法後は看護師と関わる機会が少なく、患者自身が考えた対処行動を取っていることが明らかになった。晩期有害事象に対して、早期からの看護師による患者の生活に即した対処行動の支援が必要である。
出版者	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版者	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名	大阪大学看護学雑誌
収録物名	Nursing Journal of Osaka University
巻(号)	19(1)
ページ	33-38
刊行年月	2013-03
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/56741
DOI	https://doi.org/10.18910/56741
PISSN	13413112
NCID	AN1048165X
アクセス権	open access
権利情報	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	大阪大学看護学雑誌 / 19巻1号　(2013-03)

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	大阪大学看護学雑誌. 2013, 19(1), p. 33-38
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DC.creator	竹井, 友理
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DCTERMS.abstract	本研究の目的は頭頸部放射線療法の晩期有害事象である唾液分泌減少による日常生活上の問題と対処行動を明らかにし、看護師の介入やケアの在り方の検討を行うことである。外来通院中の頭頸部放射線療法終了後3ヶ月以降の5名に半構成的面接法を用いて唾液分泌減少に伴う日常生活への影響及び対処行動の情報を得た。許可を得て面接内容を録音後、逐語録を作成し、共通性により情報を分類し内容を検討した。口腔内乾燥は対象者全員にみられた。全員が日常生活上の影響として食事が困難であると述べ、その中でも"食塊形成、嚥下"については特に問題があり、誤嚥のリスクを避け安全性を考慮した食事摂取のための対処行動を取っていた。更に"会話を円滑にする工夫"、"口渇による中途覚醒の予防"、"う歯の予防"について挙がったが、生活の様相と障害の程度で個別性が強かった。放射線療法後は看護師と関わる機会が少なく、患者自身が考えた対処行動を取っていることが明らかになった。晩期有害事象に対して、早期からの看護師による患者の生活に即した対処行動の支援が必要である。
DC.rights	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
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頭頸部放射線療法後にみられる口腔内乾燥を訴える患者の日常生活における問題と対処行動

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