腹膜透析患者の清潔行動の実態調査 : くり一んフラッシュ©の使用者と非使用者の清潔行動の志向性

齊藤, 絵里; 新沢, 真紀; 松本, 稔子 他

大阪大学看護学雑誌, 2014, 20(1), 33-40

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タイトル
腹膜透析患者の清潔行動の実態調査 : くり一んフラッシュ©の使用者と非使用者の清潔行動の志向性
Fact-finding of the clean action of peritoneum dialysis patient : Difference of cleanliness behavior between users and non-users of clean flash©
フクマク　トウセキ　カンジャ　ノ　セイケツ　コウドウ　ノ　ジッタイ　チョウサ　クリーンフラッシュ　ノ　シヨウシャ　ト　ヒシヨウシャ　ノ　セイケツ　コウドウ　ノ　シコウセイ
著者
著者名
齊藤, 絵里
著者名
新沢, 真紀
著者名
松本, 稔子
著者名
吉村, 栄里
著者名
園崎, 活子
NRID
1000020240731 1000020240731
著者名
斎藤, 文子
キーワード等
腹膜透析
くり一んフラッシュ©
清潔行動
腹膜炎
デバイス
peritoneum dialysis
clean flash©
cleanliness action
peritonitis
device
内容
研究報告
抄録
腹膜透析患者において、感染症の予防は重要である。腹膜透析患者の清潔行動について、過去の報告はなく今回実態を調査した。また、紫外線殺菌器くり一んフラッシュ©使用者の言動から、使用者と非使用者では清潔基準に違いがあるのではないかと考え、調査票により使用者と非使用者の清潔行動の志向性を評価した。腹膜炎は腹膜透析の離脱原因の一つである。透析液交換時のデバイスの使用により、腹膜炎の予防が図られているが、腹膜炎の発生を低下させていないという報告もある。くり一んフラッシュ©使用者は非使用者と比較してCochran-Armitage傾向検定でノ・ンカチを毎日取り替える、吊り革を握る、毎日パンツは交換している、手を拭くときは自分用のタオル、もしくはペーパータオルを使用するという調査票項目で有意に低いという結果がでた。年齢、性別、糖尿病の有無によって補正した順序ロジスティック回帰モデルでも同様の結果であり、くり一んフラッシュ©使用者は非使用者よりもある特定の清潔行動の志向性が低いということが明らかとなった。
出版者
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名
大阪大学看護学雑誌
Nursing Journal of Osaka University
巻(号)
20(1)
ページ
33-40
刊行年月
2014-03
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/56745
DOI
https://doi.org/10.18910/56745
PISSN
13413112
NCID
AN1048165X
アクセス権
open access
権利情報
©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学看護学雑誌 / 20巻1号　(2014-03)