成人生体部分肝移植術を受けた患者の心理変化に合わせた移植看護 : フィンクの危機理論を用いた分析をもとに

岡本, 麻衣

doi:https://doi.org/10.18910/56831

成人生体部分肝移植術を受けた患者の心理変化に合わせた移植看護 : フィンクの危機理論を用いた分析をもとに

岡本, 麻衣

大阪大学看護学雑誌, 2007, 13(1), 25-31

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タイトル	成人生体部分肝移植術を受けた患者の心理変化に合わせた移植看護 : フィンクの危機理論を用いた分析をもとに
	The change of psychological condition in patients with adult living-donor liver transplantation : Analysis with the crisis model of Fink
	セイジン　セイタイ　ブブン　カンイショクジュツ　ヲ　ウケタ　カンジャ　ノ　シンリヘンカ　ニ　アワセタ　イショク　カンゴ　フィンク　ノ　キキリロン　ヲ　モチイタ　ブンセキ　ヲ　モト　ニ
著者	著者名岡本, 麻衣
内容	報告
抄録	本研究は、成人生体部分肝移植術のレシピエントが入院から退院までの間の心理的変化について明らかにすることを目的とした。分析には、フィンクの危機モデルを用いた。成人生体部分肝移植術を受けた患者6名を分析した結果、以下の4点が示唆された。1.入院当初は、「移植しかない」という現実を受け止めざる終えない状態であり、承認の段階にいる。2.移植できないかもしれない、移植しても再発するかもしれないという事実は、どの段階にあっても、衝撃の段階へ逆戻りする。3.移植経験者との面談は、精神的支えとなり、承認、適応の段階へ移行する要因となる。4.今後の生活への身体的な不安が残っていると、退院までに適応の段階へ移行できない。
出版者	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版者	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名	大阪大学看護学雑誌
収録物名	Nursing Journal of Osaka University
巻(号)	13(1)
ページ	25-31
刊行年月	2007-03
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/56831
DOI	https://doi.org/10.18910/56831
PISSN	13413112
NCID	AN1048165X
アクセス権	open access
権利情報	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	大阪大学看護学雑誌 / 13巻1号　(2007-03)

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	大阪大学看護学雑誌. 2007, 13(1), p. 25-31
DC.title	成人生体部分肝移植術を受けた患者の心理変化に合わせた移植看護 : フィンクの危機理論を用いた分析をもとに
	The change of psychological condition in patients with adult living-donor liver transplantation : Analysis with the crisis model of Fink
	セイジン　セイタイ　ブブン　カンイショクジュツ　ヲ　ウケタ　カンジャ　ノ　シンリヘンカ　ニ　アワセタ　イショク　カンゴ　フィンク　ノ　キキリロン　ヲ　モチイタ　ブンセキ　ヲ　モト　ニ
DC.creator	岡本, 麻衣
DC.publisher	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.publisher	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
DC.language' scheme='DCTERMS.RFC1766	日本語
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DCTERMS.issued' scheme='DCTERMS.W3CDTF	2007-03
DC.description	報告
DCTERMS.abstract	本研究は、成人生体部分肝移植術のレシピエントが入院から退院までの間の心理的変化について明らかにすることを目的とした。分析には、フィンクの危機モデルを用いた。成人生体部分肝移植術を受けた患者6名を分析した結果、以下の4点が示唆された。1.入院当初は、「移植しかない」という現実を受け止めざる終えない状態であり、承認の段階にいる。2.移植できないかもしれない、移植しても再発するかもしれないという事実は、どの段階にあっても、衝撃の段階へ逆戻りする。3.移植経験者との面談は、精神的支えとなり、承認、適応の段階へ移行する要因となる。4.今後の生活への身体的な不安が残っていると、退院までに適応の段階へ移行できない。
DC.rights	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.identifier	10.18910/56831
DC.source	看護学雑誌集計
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citation_title	成人生体部分肝移植術を受けた患者の心理変化に合わせた移植看護 : フィンクの危機理論を用いた分析をもとに
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citation_doi_detail	10.18910/56831
citation_doi	https://doi.org/10.18910/56831

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