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2022-07-06
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https://doi.org/10.18910/5773
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aes06-289
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論文情報
タイトル
障害児を育てる母親の視点の深化の過程に関する一考察 : 重症心身障害児を育てる母親の事例と神話や伝承に見られる童児神のモチーフをもとに
別タイトル
A Study on the Process of Deepening Viewpoints of Mothers Bringing up Her Handicapped Child : Through case studies of mothers bringing up her severely handicapped child and mythical motief of a child prodigy
タイトル (ヨミ)
ショウガイジ ヲ ソダテル ハハオヤ ノ シテン ノ シンカ ノ カテイ ニカンスル イチコウサツ ジュウショウ シンシン ショウガイジ ヲ ソダテル ハハオヤ ノ ジレイ ト シンワ ヤ デンショウ ニミラレル ドウジシン ノ モチーフ ヲモトニ
著者
石川, 友香
石川, 友香
著者の別表記
Ishikawa, Yuka
著者 (ヨミ)
イシカワ, ユカ
抄録
人には両極的な二つの側面があるということ、そのことに気付くということはある意味でとても難しいことであるが、それ故に重要なことである。本研究においては、それに気付いていく一連の過程を「(ある事象に対する)視点の深化の過程」と捉えて、J.ヒルマンが論じている「見抜く(seeing through)」過程をもとに想定した。そして障害児を育てる母親に面接調査を行い、障害児を育てることを通じて生じてきた彼女たちの視点の深化の過程を具体的に示すとともに、その過程に関して深層心理学的な観点から考察した。また、今回の調査対象であった母親の視点の深化の過程を推し進めることにもなった障害を持った子どもにも目を向け、障害を持った子どもとは本質的にはどのような要素を有した存在であるのかということについて「神話的モチーフ」という概念を通じて考察を試みた。特にギリシャ神話における牧神バーンと日本神話・伝承におけるヒルコとえびす神をとりあげることによって、それらの童児神が有していると思われる要素について論じ、その要素は母親が障害を持った子どもや母親自身に関して抱く両極的なイメージと関係があるのではないかと考えた。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
6
開始ページ
289
終了ページ
300
刊行年月
2001-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/5773
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/5773
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.6
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.6 P.289-P.300
DC.title
障害児を育てる母親の視点の深化の過程に関する一考察 : 重症心身障害児を育てる母親の事例と神話や伝承に見られる童児神のモチーフをもとに
DCTERMS.alternative
A Study on the Process of Deepening Viewpoints of Mothers Bringing up Her Handicapped Child : Through case studies of mothers bringing up her severely handicapped child and mythical motief of a child prodigy
DC.creator
石川, 友香
DC.creator
Ishikawa, Yuka
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2001-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/5773
DCTERMS.abstract
人には両極的な二つの側面があるということ、そのことに気付くということはある意味でとても難しいことであるが、それ故に重要なことである。本研究においては、それに気付いていく一連の過程を「(ある事象に対する)視点の深化の過程」と捉えて、J.ヒルマンが論じている「見抜く(seeing through)」過程をもとに想定した。そして障害児を育てる母親に面接調査を行い、障害児を育てることを通じて生じてきた彼女たちの視点の深化の過程を具体的に示すとともに、その過程に関して深層心理学的な観点から考察した。また、今回の調査対象であった母親の視点の深化の過程を推し進めることにもなった障害を持った子どもにも目を向け、障害を持った子どもとは本質的にはどのような要素を有した存在であるのかということについて「神話的モチーフ」という概念を通じて考察を試みた。特にギリシャ神話における牧神バーンと日本神話・伝承におけるヒルコとえびす神をとりあげることによって、それらの童児神が有していると思われる要素について論じ、その要素は母親が障害を持った子どもや母親自身に関して抱く両極的なイメージと関係があるのではないかと考えた。
DC.identifier
info:doi/10.18910/5773
citation_title
障害児を育てる母親の視点の深化の過程に関する一考察 : 重症心身障害児を育てる母親の事例と神話や伝承に見られる童児神のモチーフをもとに
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石川, 友香
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
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日本語
citation_date
2001-03
citation_journal_title
大阪大学教育学年報
citation_volume
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citation_firstpage
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citation_lastpage
300
citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/5773
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info:doi/10.18910/5773