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2022-08-19
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https://doi.org/10.18910/60428
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JLCE_15_019
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論文情報
タイトル
日本語の固有語と高級語彙の使い分けについて : 英日通訳の授業から
別タイトル
How to Use Indigenous Words and Chinese Loanwords Properly in Japanese Oral Expressions
タイトル (ヨミ)
ニホンゴ コユウゴ ト コウキュウ ゴイ ノ ツカイワケ ニツイテ エイニチ ツウヤク ノ ジュギョウ カラ
著者
小倉, 慶郎
小倉, 慶郎
著者の別表記
Ogura, Yoshiro
著者 (ヨミ)
オグラ, ヨシロウ
抄録
「語種」によって日本語を分けると、和語(大和言葉)、漢語(字音語)、外来語(西洋語)、混種語に分けるのが一般的である。『新選国語辞典』第9版(小学館)には、収録した一般語の内訳が、和語33.2%、漢語49.4%、外来語9.0%、混種語8.4%であったことが記されている。本稿では、この中でも、和語を「固有語」、漢語を「高級語彙」と位置づけ、英語と比較しながら、日本語の口頭表現、特に英→日通訳の際に好ましい「固有語」「高級語彙」の使い分けがあるのかどうかを探っていく。英語の高級語彙は、古典ギリシャ語、ラテン語であり、固有語はゲルマン系の語が相当すると考えられる。日本語では、高級語彙は中国語(漢字の音読み)が、固有語は大和言葉(訓読み)が相当すると考えてよいようだ。日本語、英語を問わず、高級語彙は、聞いてわかりにくく格式ばった状況で使われ、固有語は聞いてわかりやすく、くだけた状況で使う傾向がある。また、これに関連して漢語の呉音、漢音、唐宋音を取り上げ、日本語の音読み、訓読みについて留学生に説明した実践例も紹介したい。
公開者
大阪大学日本語日本文化教育センター
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ニホンゴ ニホン ブンカ キョウイク センター
掲載誌名
大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究
巻
15
開始ページ
19
終了ページ
30
刊行年月
2017-02-09
ISSN
24239410
NCID
AA12420075
URL
http://hdl.handle.net/11094/60428
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/60428
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究 / 第15号
論文詳細を表示
著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究.15 P.19-P.30
DC.title
日本語の固有語と高級語彙の使い分けについて : 英日通訳の授業から
DCTERMS.alternative
How to Use Indigenous Words and Chinese Loanwords Properly in Japanese Oral Expressions
DC.creator
小倉, 慶郎
DC.creator
Ogura, Yoshiro
DC.publisher
大阪大学日本語日本文化教育センター
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2017-02-09
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/60428
DCTERMS.abstract
「語種」によって日本語を分けると、和語(大和言葉)、漢語(字音語)、外来語(西洋語)、混種語に分けるのが一般的である。『新選国語辞典』第9版(小学館)には、収録した一般語の内訳が、和語33.2%、漢語49.4%、外来語9.0%、混種語8.4%であったことが記されている。本稿では、この中でも、和語を「固有語」、漢語を「高級語彙」と位置づけ、英語と比較しながら、日本語の口頭表現、特に英→日通訳の際に好ましい「固有語」「高級語彙」の使い分けがあるのかどうかを探っていく。英語の高級語彙は、古典ギリシャ語、ラテン語であり、固有語はゲルマン系の語が相当すると考えられる。日本語では、高級語彙は中国語(漢字の音読み)が、固有語は大和言葉(訓読み)が相当すると考えてよいようだ。日本語、英語を問わず、高級語彙は、聞いてわかりにくく格式ばった状況で使われ、固有語は聞いてわかりやすく、くだけた状況で使う傾向がある。また、これに関連して漢語の呉音、漢音、唐宋音を取り上げ、日本語の音読み、訓読みについて留学生に説明した実践例も紹介したい。
DC.identifier
info:doi/10.18910/60428
citation_title
日本語の固有語と高級語彙の使い分けについて : 英日通訳の授業から
citation_author
小倉, 慶郎
citation_publisher
大阪大学日本語日本文化教育センター
citation_language
日本語
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2017-02-09
citation_journal_title
大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究
citation_volume
15
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19
citation_lastpage
30
citation_issn
24239410
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/60428
citation_doi
info:doi/10.18910/60428