資本市場のフィードバック効果と経営者による情報開示インセンティブ

石川, 徹; イシカワ, トオル; Ishikawa, Toru

doi:https://doi.org/10.18910/60454

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ファイル	フォーマット	利用条件	サイズ	閲覧回数	利用開始日	説明	information
oep066_4_015	pdf	なし	1.51 MB	452	2017.03.29

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タイトル	資本市場のフィードバック効果と経営者による情報開示インセンティブ
	Feedback Effects of Capital Markets and Managers' Voluntary Disclosure Incentives
	シホンシジョウ　ノ　フィードバック　コウカ　ト　ケイエイシャ　ニヨル　ジョウホウ　カイジ　インセンティブ
著者	NRID 1000040824628 1000040824628 著者名石川, 徹 ; イシカワ, トオル ; Ishikawa, Toru
キーワード等	自発的開示
キーワード等	フィードバック効果
抄録	本稿の目的は，資本市場におけるマーケットマイクロストラクチャーを考慮した経営者による情報開示の基本モデルを構築し，資本市場においてフィードバック効果が起こる状況下で，経営者による情報開示メカニズムを明らかにすることである。そこで本稿では，Goldstein and Yang（ 2016）に依拠し，資本市場のマーケットマイクロストラクチャーを考慮した経営者による情報開示の基本モデルを構築した。近年の実証研究で示されているように，資本市場で形成される価格には，経営者が知らない情報が含まれており，経営者は価格から自身の知らない情報を入手することが考えられる。その一方，経営者の開示する情報は，投資家に追加的な情報を与え，価格に反映される情報に影響を及ぼす。そのため，経営者は投資家の行動に与える影響を考慮して，情報開示の意思決定を行う。したがって，自身の知らないより質の高い情報を価格から入手するために，経営者は自身の保有する情報を自発的に開示するインセンティブを有する。本稿では，経営者の情報開示メカニズムを解明するために応用可能なマーケットマイクロストラクチャーを考慮した経営者による情報開示の基本モデルを構築した。そして本稿で明らかにした経営者による情報開示インセンティブは，既存の理論では説明できなかった資本市場における経営者の情報開示行動の説明に貢献すると考えられる。
出版者	大阪大学経済学会・大阪大学大学院経済学研究科
	The Economic Society of Osaka University　and　Graduate School of Economics, Osaka University
	オオサカ　ダイガク　ケイザイ　ガッカイオオサカ　ダイガク　ダインガクイン　ケイザイガク　ケンキュウカ
収録物名	大阪大学経済学
収録物名	Osaka Economic Papers
巻(号)	66(4)
ページ	15-26
刊行年月	2017-03
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/60454
DOI	https://doi.org/10.18910/60454
eISSN	24240397
NCID	AN00030111
アクセス権	open access
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	本学関連学会 Related Societies
カテゴリ	大阪大学経済学 / 66巻4号 (2017-03)

資源タイプ	学術雑誌論文
ローカル資源タイプ	本学関連学会
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	大阪大学経済学. 2017, 66(4), p. 15-26
DC.title	資本市場のフィードバック効果と経営者による情報開示インセンティブ
	Feedback Effects of Capital Markets and Managers' Voluntary Disclosure Incentives
	シホンシジョウ　ノ　フィードバック　コウカ　ト　ケイエイシャ　ニヨル　ジョウホウ　カイジ　インセンティブ
DC.creator	石川, 徹
	イシカワ, トオル
	Ishikawa, Toru
DC.publisher	大阪大学経済学会・大阪大学大学院経済学研究科
	The Economic Society of Osaka University　and　Graduate School of Economics, Osaka University
	オオサカ　ダイガク　ケイザイ　ガッカイオオサカ　ダイガク　ダインガクイン　ケイザイガク　ケンキュウカ
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DCTERMS.abstract	本稿の目的は，資本市場におけるマーケットマイクロストラクチャーを考慮した経営者による情報開示の基本モデルを構築し，資本市場においてフィードバック効果が起こる状況下で，経営者による情報開示メカニズムを明らかにすることである。そこで本稿では，Goldstein and Yang（ 2016）に依拠し，資本市場のマーケットマイクロストラクチャーを考慮した経営者による情報開示の基本モデルを構築した。近年の実証研究で示されているように，資本市場で形成される価格には，経営者が知らない情報が含まれており，経営者は価格から自身の知らない情報を入手することが考えられる。その一方，経営者の開示する情報は，投資家に追加的な情報を与え，価格に反映される情報に影響を及ぼす。そのため，経営者は投資家の行動に与える影響を考慮して，情報開示の意思決定を行う。したがって，自身の知らないより質の高い情報を価格から入手するために，経営者は自身の保有する情報を自発的に開示するインセンティブを有する。本稿では，経営者の情報開示メカニズムを解明するために応用可能なマーケットマイクロストラクチャーを考慮した経営者による情報開示の基本モデルを構築した。そして本稿で明らかにした経営者による情報開示インセンティブは，既存の理論では説明できなかった資本市場における経営者の情報開示行動の説明に貢献すると考えられる。
DC.identifier	10.18910/60454
DC.format	application/pdf
citation_title	資本市場のフィードバック効果と経営者による情報開示インセンティブ
	Feedback Effects of Capital Markets and Managers' Voluntary Disclosure Incentives
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citation_author	石川, 徹
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citation_publisher	大阪大学経済学会・大阪大学大学院経済学研究科
	The Economic Society of Osaka University　and　Graduate School of Economics, Osaka University
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citation_date	2017-03
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citation_journal_title	Osaka Economic Papers
citation_volume	66
citation_issue	4
citation_firstpage	15
citation_lastpage	26
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citation_doi_detail	10.18910/60454
citation_doi	https://doi.org/10.18910/60454

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