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2022-07-04
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https://doi.org/10.18910/61382
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gnk09_023
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1.0 MB
2,386
論文情報
タイトル
順接条件節「なら」の接続形態
別タイトル
Conditional Nara and its Co-occuring Forms
タイトル (ヨミ)
ジュンセツ ジョウケンセツ ナラ ノ セツゾク ケイタイ
著者
前田, 直子
前田, 直子
著者の別表記
Maeda, Naoko
著者 (ヨミ)
マエダ, ナオコ
キーワード等
『現代雑誌九十種の用語用字 第三分冊:分析』
条件節
なら
ならば
したなら
抄録
本稿は、『現代雑誌九十種の用語用字 第三分冊:分析』(1964)における「なら」の記述・分析の妥当性を、現代日本語書き言葉均衡コーパス(通常版)をデータとして調査し、「なら」の接続の多様性について考察した。まず「なら(ば)」の前接語については、名詞類に接続するほうが活用語類に接続するより多かった。また同書に指摘のないイ形容詞、および「なら」の前に助詞が現れる場合について分析した。さらに「なら」と「ならば」の違い、そして「なら(ば)」に前接する活用語のテンス形式について分析した。「ならば」は、書籍・新聞・ブログにおいて出現しやすいこと、「た+なら」が反事実的な条件文に偏ること、過去形は「なら」より「なら+ば」に接続しやすいことを確認し、このことから「た+なら+ば」の場合に、反事実的な条件文に偏る傾向がより強くなることが分かった。また、新たに「たならば」が否定形に接続する傾向が高いことが示された。
公開者
大阪大学大学院文学研究科 日本語学講座 現代日本語学研究室
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ブンガグ ケンキュウカ ニホンゴガク コウザ ゲンダイ ニホンゴガク ケンキュウシツ
掲載誌名
現代日本語研究
巻
9
開始ページ
23
終了ページ
39
刊行年月
2017-03
NCID
AN10449125
URL
http://hdl.handle.net/11094/61382
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/61382
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
現代日本語研究 / 第9号
論文詳細を表示
著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
現代日本語研究.9 P.23-P.39
DC.title
順接条件節「なら」の接続形態
DCTERMS.alternative
Conditional Nara and its Co-occuring Forms
DC.creator
前田, 直子
DC.creator
Maeda, Naoko
DC.publisher
大阪大学大学院文学研究科 日本語学講座 現代日本語学研究室
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2017-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/61382
DC.subject
『現代雑誌九十種の用語用字 第三分冊:分析』
条件節
なら
ならば
したなら
DCTERMS.abstract
本稿は、『現代雑誌九十種の用語用字 第三分冊:分析』(1964)における「なら」の記述・分析の妥当性を、現代日本語書き言葉均衡コーパス(通常版)をデータとして調査し、「なら」の接続の多様性について考察した。まず「なら(ば)」の前接語については、名詞類に接続するほうが活用語類に接続するより多かった。また同書に指摘のないイ形容詞、および「なら」の前に助詞が現れる場合について分析した。さらに「なら」と「ならば」の違い、そして「なら(ば)」に前接する活用語のテンス形式について分析した。「ならば」は、書籍・新聞・ブログにおいて出現しやすいこと、「た+なら」が反事実的な条件文に偏ること、過去形は「なら」より「なら+ば」に接続しやすいことを確認し、このことから「た+なら+ば」の場合に、反事実的な条件文に偏る傾向がより強くなることが分かった。また、新たに「たならば」が否定形に接続する傾向が高いことが示された。
DC.identifier
info:doi/10.18910/61382
citation_title
順接条件節「なら」の接続形態
citation_author
前田, 直子
citation_publisher
大阪大学大学院文学研究科 日本語学講座 現代日本語学研究室
citation_language
日本語
citation_date
2017-03
citation_journal_title
現代日本語研究
citation_volume
9
citation_firstpage
23
citation_lastpage
39
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/61382
citation_keywords
『現代雑誌九十種の用語用字 第三分冊:分析』
条件節
なら
ならば
したなら
citation_doi
info:doi/10.18910/61382