ボリビアのオキナワ移住地における言語接触

白岩, 広行; 森田, 耕平; 王子田, 笑子 他

阪大日本語研究, 2010, 22, 11-41

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22-02 pdf なし 1.47 MB 1,106 2012.09.22  

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タイトル
ボリビアのオキナワ移住地における言語接触
Language contact in Colonia Okinawa, Bolivia
ボリビア ノ オキナワ イジュウチ ニ オケル ゲンゴ セッショク
著者
NRID
1000030625025 1000030625025
著者名
白岩, 広行 ; シロイワ, ヒロユキ ; Shiraiwa, Hiroyuki
NRID
1000000804999 1000000804999
著者名
森田, 耕平 ; モリタ, コウヘイ ; Morita, Kohei
著者名
王子田, 笑子 ; オオシダ, エミコ ; Oshida, Emiko
NRID
1000030186415 1000030186415
著者名
工藤, 真由美 ; クドウ, マユミ ; Kudo, Mayumi
キーワード等
ボリビア
オキナワ移住地
沖縄方言
ウチナーヤマトゥグチ
言語接触
抄録
本稿では、南米ボリビアのオキナワ移住地における沖縄系移民のコミュニティを対象とし、日本語、沖縄方言、スペイン語による言語接触のありかたに関する記述を試みた。オキナワ移住地は戦後の集団移民から成る農村型のコミュニティであり（2. 1 節）、1 世では主に日本語と沖縄方言が使用されているが、2 世以下では日本語とスペイン語の併用へと使用コードが変化している（ 3 節）。世代を問わず使われているのは「日本語」だが、移住地の「日本語」には標準的な日本語には見られないような特徴が観察される。本稿ではこのうち、アスペクトとシヨッタ形式（4. 1 節）、可能形式（4. 2 節）、否定形式（4. 3 節）、「説明」のモダリティに関わる形式（4. 4 節）、シテカラ（4. 5 節）の各形式について分析を加え、移住地の日本語が現在の沖縄のウチナーヤマトゥグチに似た特徴を示す場合があることを述べた。
出版者
大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　ブンガグ　ケンキュウカ　ニホンゴガク　コウザ
収録物名
阪大日本語研究
Handai nihongo kenkyu
巻(号)
22
ページ
11-41
刊行年月
2010-02
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/6497
PISSN
09162135
NCID
AN10106606
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
阪大日本語研究 / 第22号