看護師が患者との関わりの中で体験した“にやり, ほっと”

戸谷, 翠; 大原, 千園; 土井, 智生 他

大阪大学看護学雑誌, 2018, 24(1), 18-25

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njou24_1_018 pdf なし 455 KB 2,315 2018.03.12  

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タイトル
看護師が患者との関わりの中で体験した“にやり, ほっと”
“Niyari Hotto (Smiling and Calming Down)” Experienced in Involvement with Patients by Nurses
カンゴシ　ガ　カンジャ　ト　ノ　カカワリ　ノ　ナカ　デ　タイケン　シタ　ニヤリ　ホット
著者
著者名
戸谷, 翠 ; トヤ, ミドリ ; Toya, Midori
著者名
大原, 千園 ; オオハラ, チソノ ; Ohara, Chisono
著者名
土井, 智生 ; ドイ, トモキ ; Doi, Tomoki
NRID
1000050342233 1000050342233
著者名
河井, 伸子 ; カワイ, ノブコ ; Kawai, Nobuko
NRID
1000050252705 1000050252705
ORCID
0000-0002-7398-4587 0000-0002-7398-4587
researchmap permalink
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Scopus Author ID
36097126100 36097126100
著者名
清水, 安子 ; シミズ, ヤスコ ; Shimizu, Yasuko
キーワード等
にやり
ほっと
ワークエンゲージメント
看護師
感性
NIYARI
HOTTO
work engagement
nurses
sensibility
内容
研究報告
Reports
抄録
看護師が患者との関わりの中でどのような“にやり, ほっと”に関する体験をしていたのかを明らかにし, その体験がワークエンゲージメントに与える影響について検討することを目的に研究を行った. 対象看護師7名により“にやり, ほっと”に関する体験は23場面が語られた. 看護師側のその後の変化につながっていたものは, (1)患者のおかしみのある言動に愛着や親近感を感じた場面, (2)ネガティブな印象をもっていた患者のふとした言動に優しさを感じた場面, (3)期せずして知ってしまった患者の秘密をほんわか一緒に笑えた場面, (4)看護師に対する肯定的なフィードバックに勇気づけられた場面の4つがあった. また, “にやり, ほっと”に対して看護師は≪その時の気分や雰囲気の緩和≫≪仕事を続けていく原動力≫≪新たな看護展開のきっかけ≫≪看護観の深まり≫≪チームの結束≫といった効果を感じていた. これらの結果から“にやり, ほっと”が生まれるかどうかは場面の違いだけではなく, それを受け取る看護師側の心理状態や感性といったものも影響しているのではないかと考えられた.
出版者
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名
大阪大学看護学雑誌
Nursing Journal of Osaka University
巻(号)
24(1)
ページ
18-25
刊行年月
2018-03-31
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/67818
DOI
https://doi.org/10.18910/67818
eISSN
21898820
NCID
AN1048165X
アクセス権
open access
権利情報
©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学看護学雑誌 / 24巻1号　(2018-03)