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2021-01-28
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https://doi.org/10.18910/7122
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aes10-185
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論文情報
タイトル
複雑性の思考と新しい教育パラダイム
別タイトル
Thought of Complexity and a New Paradigm of Education
タイトル (ヨミ)
フクザツセイ ノ シコウ ト アタラシイ キョウイク パラダイム
著者
亀田, 満
亀田, 満
著者の別表記
Kameda, Mitsuru
著者 (ヨミ)
カメダ, ミツル
内容
論文
抄録
教育改革について様々な提言がなされているが、人間とは何か、知とは何かといった本質的な問題が抜け落ちているのではないか、という問題意識のもとで、教育、心理学におけるパラダイム・シフトを展望する。新たな世紀を迎え、教育改革は戦後50年の総括の一貫としてとらえられるが、広く「近代」という概念を見なおす契機ともなるものである。本論文では、改めて「ポストモダン」の概念について見なおし、現代における知、及び主体のあり方を検討するとともに、教育学と心理学におけるポストモダンの意義とそれに基づく新しい教育パラダイムを紹介する。特に、モランの複雑性の思考は、単純化の思考に抗して、現代の細分化された知に新たな統合性、倫理を回復しようとするもので、自然科学と人文科学の融合を図り、個人を自然・生命・社会の諸システムの相互作用としてとらえ、多様な人種・文化・言語・信念・思想の間に地球的意識の形成を図ろうとするものである。ここでは、モランの伝記的紹介と円環的函果関係、対話性、ホログラムの原理など主要な概念の紹介を行い、高等教育に対する提言、将来の教育に必要な7つの知についての提言を参照しながら、新しい教育学、心理学の方向性を見出そうとするものである。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
10
開始ページ
185
終了ページ
196
刊行年月
2005-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/7122
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/7122
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.10
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.10 P.185-P.196
DC.title
複雑性の思考と新しい教育パラダイム
DCTERMS.alternative
Thought of Complexity and a New Paradigm of Education
DC.creator
亀田, 満
DC.creator
Kameda, Mitsuru
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2005-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/7122
DC.description
論文
DCTERMS.abstract
教育改革について様々な提言がなされているが、人間とは何か、知とは何かといった本質的な問題が抜け落ちているのではないか、という問題意識のもとで、教育、心理学におけるパラダイム・シフトを展望する。新たな世紀を迎え、教育改革は戦後50年の総括の一貫としてとらえられるが、広く「近代」という概念を見なおす契機ともなるものである。本論文では、改めて「ポストモダン」の概念について見なおし、現代における知、及び主体のあり方を検討するとともに、教育学と心理学におけるポストモダンの意義とそれに基づく新しい教育パラダイムを紹介する。特に、モランの複雑性の思考は、単純化の思考に抗して、現代の細分化された知に新たな統合性、倫理を回復しようとするもので、自然科学と人文科学の融合を図り、個人を自然・生命・社会の諸システムの相互作用としてとらえ、多様な人種・文化・言語・信念・思想の間に地球的意識の形成を図ろうとするものである。ここでは、モランの伝記的紹介と円環的函果関係、対話性、ホログラムの原理など主要な概念の紹介を行い、高等教育に対する提言、将来の教育に必要な7つの知についての提言を参照しながら、新しい教育学、心理学の方向性を見出そうとするものである。
DC.identifier
info:doi/10.18910/7122
citation_title
複雑性の思考と新しい教育パラダイム
citation_author
亀田, 満
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
citation_date
2005-03
citation_journal_title
大阪大学教育学年報
citation_volume
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citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/7122
citation_doi
info:doi/10.18910/7122