外来でEGFR阻害剤治療を受ける進行・再発大腸がん患者の爪や指先の皮膚症状の体験とそのマネジメント

藤川, 直美; 升谷, 英子; 荒尾, 晴惠

大阪大学看護学雑誌, 2019, 25(1), 1-9

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タイトル
外来でEGFR阻害剤治療を受ける進行・再発大腸がん患者の爪や指先の皮膚症状の体験とそのマネジメント
Experience and Management of Changes in the Hand and Foot Nails of Outpatients with Advanced Colorectal Cancer Receiving Epidermal Growth Factor Receptor Inhibitor Therapy
ガイライ　デ　EGFR　ソガイザイ　チリョウ　ヲ　ウケル　シンコウ　サイハツ　ダイチョウガン　カンジャ　ノ　ツメ　ヤ　ユビサキ　ノ　ヒフ　ショウジョウ　ノ　タイケン　ト　ソノ　マネジメント
著者
著者名
藤川, 直美 ; フジカワ, ナオミ ; Fujikawa, Naomi
NRID
1000070213759 1000070213759
著者名
升谷, 英子 ; マスタニ, エイコ ; Masutani, Eiko
NRID
1000050326302 1000050326302
researchmap permalink
read0201 read0201
Scopus Author ID
16311856300 16311856300
著者名
荒尾, 晴惠 ; アラオ, ハルエ ; Arao, Harue
キーワード等
EGFR阻害剤治療
大腸がん患者
指先の皮膚症状
症状体験
マネジメント
epidermal growth factor receptor inhibitor therapy
patients with advanced colorectal cancer
nail changes
symptom experience
management
内容
原著
Original Articles
抄録
目的：外来でEGFR阻害剤治療を受ける進行・再発大腸がん患者の爪や指先の皮膚症状の体験とそのマネジメントを明らかにする。方法：概念枠組みは症状マネジメントモデル（MSM）改変版を用い、半構造化面接から得られた記述データをもとに内容分析を行った。研究は所属施設と調査協力施設の倫理委員会承認後に実施した。結果：対象者5名（男性3名、女性2名、年齢中央値65歳）で、MSMに沿って分析した結果、55のサブカテゴリーと18のカテゴリーに分類された。症状の体験では、多様な爪や指先の変化にともなう症状の認知とともに前治療や併用レジメンによる【指先のしびれの影響】が見られた。対象者は症状を注意深くモニタリングしており、症状の部位やライフスタイルにより【生活や仕事への影響】は異なっていた。結論：EGFR阻害剤治療を受ける進行・再発大腸がん患者の爪や指先の皮膚症状の体験には、前治療や併用レジメンによるしびれが影響しており、しびれの影響を含む症状の理解やセルフモニタリングの継続的な支援、ライフスタイルに合わせたケアの提供が重要である。
出版者
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名
大阪大学看護学雑誌
Nursing Journal of Osaka University
巻(号)
25(1)
ページ
1-9
刊行年月
2019-03-31
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/71336
DOI
https://doi.org/10.18910/71336
eISSN
21898820
NCID
AN1048165X
アクセス権
open access
権利情報
©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学看護学雑誌 / 25巻1号　(2019-03)