進行再発大腸がん患者における上皮細胞増殖因子受容体阻害剤で出現する皮膚症状のつらさと関連要因

畠山, 明子; 升谷, 英子; 荒尾, 晴恵

doi:https://doi.org/10.18910/71339

進行再発大腸がん患者における上皮細胞増殖因子受容体阻害剤で出現する皮膚症状のつらさと関連要因

畠山, 明子; 升谷, 英子; 荒尾, 晴恵

大阪大学看護学雑誌, 2019, 25(1), 26-35

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タイトル	進行再発大腸がん患者における上皮細胞増殖因子受容体阻害剤で出現する皮膚症状のつらさと関連要因
	Factors Relevant to Symptom Distress of Epidermal Growth Factor Receptor Inhibitor-Induced Skin Toxicity of the Advanced Colorectal Cancer Patients
	シンコウ　サイハツ　ダイチョウガン　カンジャ　ニ　オケル　ジョウヒ　サイボウ　ゾウショク　インシ　ジュヨウタイ　ソガイザイ　デ　シュツゲンスル　ヒフショウジョウ　ノ　ツラサ　ト　カンレン　ヨウイン
著者	NRID 1000090780164 1000090780164 著者名畠山, 明子 ; ハタケヤマ, アキコ ; Hatakeyama, Akiko
	NRID 1000070213759 1000070213759 著者名升谷, 英子 ; マスタニ, エイコ ; Masutani, Eiko
	NRID 1000050326302 1000050326302 researchmap permalink read0201 read0201 Scopus Author ID 16311856300 16311856300 著者名荒尾, 晴恵 ; アラオ, ハルエ ; Arao, Harue
キーワード等	進行性再発大腸がん
	EGFR阻害剤
	皮膚障害
	つらさ
	advanced colorectal cancer
	epidermal growth factor receptor inhibitor
	skin toxicity
	symptom distress
内容	原著
内容	Original Articles
抄録	【目的】EGFR阻害剤治療を受ける進行再発大腸がん患者が体験する皮膚症状のつらさと関連要因を明らかにする。【方法】混合研究法の収斂デザインを用いた。進行再発大腸がん患者12名に、皮膚症状のつらさと関連要因として症状のGrade、日常生活や情緒、治療への思い、皮膚ケアについて、薬剤投与前、投与2、4、6、10週目に自記式質問紙調査と半構成的面接を行った。【結果・考察】皮膚症状のつらさは投与ごとに増し、10週目で中央値7点となった。関連要因は爪囲炎のGradeで6、10週目に有意な相関が見られた。日常生活では、付き合いの項目で2、4週目に有意な相関を認め、作業効率、被服選択の項目は6、10週目に有意な相関を認めた。また、情緒では憂鬱の項目で全時期に有意な相関を認めた。【結論】EGFR阻害剤治療による皮膚症状のつらさは、爪囲炎の悪化と関連があった。関連要因は、皮膚症状の発現に伴い多様に変化していた。患者の症状体験を理解し、治療継続を支援することが重要となる。
出版者	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版者	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名	大阪大学看護学雑誌
収録物名	Nursing Journal of Osaka University
巻(号)	25(1)
ページ	26-35
刊行年月	2019-03-31
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/71339
DOI	https://doi.org/10.18910/71339
eISSN	21898820
NCID	AN1048165X
アクセス権	open access
権利情報	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	大阪大学看護学雑誌 / 25巻1号　(2019-03)

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	大阪大学看護学雑誌. 2019, 25(1), p. 26-35
DC.title	進行再発大腸がん患者における上皮細胞増殖因子受容体阻害剤で出現する皮膚症状のつらさと関連要因
	Factors Relevant to Symptom Distress of Epidermal Growth Factor Receptor Inhibitor-Induced Skin Toxicity of the Advanced Colorectal Cancer Patients
	シンコウ　サイハツ　ダイチョウガン　カンジャ　ニ　オケル　ジョウヒ　サイボウ　ゾウショク　インシ　ジュヨウタイ　ソガイザイ　デ　シュツゲンスル　ヒフショウジョウ　ノ　ツラサ　ト　カンレン　ヨウイン
DC.creator	畠山, 明子
	ハタケヤマ, アキコ
	Hatakeyama, Akiko
	升谷, 英子
	マスタニ, エイコ
	Masutani, Eiko
	荒尾, 晴恵
	アラオ, ハルエ
	Arao, Harue
DC.publisher	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.publisher	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
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DC.subject	進行性再発大腸がん
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	つらさ
	advanced colorectal cancer
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	skin toxicity
	symptom distress
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DC.description	Original Articles
DCTERMS.abstract	【目的】EGFR阻害剤治療を受ける進行再発大腸がん患者が体験する皮膚症状のつらさと関連要因を明らかにする。【方法】混合研究法の収斂デザインを用いた。進行再発大腸がん患者12名に、皮膚症状のつらさと関連要因として症状のGrade、日常生活や情緒、治療への思い、皮膚ケアについて、薬剤投与前、投与2、4、6、10週目に自記式質問紙調査と半構成的面接を行った。【結果・考察】皮膚症状のつらさは投与ごとに増し、10週目で中央値7点となった。関連要因は爪囲炎のGradeで6、10週目に有意な相関が見られた。日常生活では、付き合いの項目で2、4週目に有意な相関を認め、作業効率、被服選択の項目は6、10週目に有意な相関を認めた。また、情緒では憂鬱の項目で全時期に有意な相関を認めた。【結論】EGFR阻害剤治療による皮膚症状のつらさは、爪囲炎の悪化と関連があった。関連要因は、皮膚症状の発現に伴い多様に変化していた。患者の症状体験を理解し、治療継続を支援することが重要となる。
DC.rights	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
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DC.source	看護学雑誌集計
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