2型糖尿病患者の自己管理”継続”を支援するための糖尿病看護スペシャリストによる看護実践

平岩, 由衣; 清水, 安子

doi:https://doi.org/10.18910/71342

2型糖尿病患者の自己管理”継続”を支援するための糖尿病看護スペシャリストによる看護実践

平岩, 由衣; 清水, 安子

大阪大学看護学雑誌, 2019, 25(1), 54-63

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タイトル	2型糖尿病患者の自己管理”継続”を支援するための糖尿病看護スペシャリストによる看護実践
	Nursing Practice by a Diabetes Nursing Specialist to Support "Continuation" of Self-Management of People with Type 2 Diabetes in Clinics
	2ガタ　トウニョウビョウ　カンジャ　ノ　ジコカンリ　ケイゾク　ヲ　シエンスル　タメ　ノ　トウニョウビョウ　カンゴ　スペシャリスト　ニ　ヨル　カンゴ　ジッセン
著者	著者名平岩, 由衣 ; ヒライワ, ユイ ; Hiraiwa, Yui
著者	NRID 1000050252705 1000050252705 ORCID 0000-0002-7398-4587 0000-0002-7398-4587 researchmap permalink read0055555 read0055555 Scopus Author ID 36097126100 36097126100 著者名清水, 安子 ; シミズ, ヤスコ ; Shimizu, Yasuko
キーワード等	糖尿病
	外来看護
	自己管理継続
	diabetes
	outpatient
	continuation of self-management
内容	研究報告
内容	Reports
抄録	【目的】糖尿病看護スペシャリストによる糖尿病患者の自己管理“継続”のための看護実践を明らかにすること。【方法】糖尿病看護認定看護師2名、慢性疾患看護専門看護師1名を対象に、インタビューガイドを用いて半構成的面接調査を実施し、質的統合法（KJ法）を用いてデータ分析を行った。【結果】分析の結果、8つのシンボルマークが明らかになった。対象者は、≪実行しやすい工夫：自己管理の方法を患者の生活に落とし込む»と≪継続力の育成：自己効力感と自己解決力を高める»を両論で行い、両者と≪Well-beingを支える：糖尿病が生活に占める割合を極力小さくする»を照らし合わせながら関わっていた。また、その過程において≪追い詰めない：失敗体験をさせない・失敗したと思わせない»よう配慮する一方で、必要な時期に≪納得を得る：現状や自己管理の必要性はきちんと伝える»支援も行われていた。これには≪本音を話せ関係構築：様々な角度から患者を知る»と≪支援の継続：見守り、努力を認めながら共に歩む»が両輪で基盤となっていたが、≪今後の課題：継続支援のための新システムの必要性»も語られた。【結論】自己管理のための支援に関する先行研究は多く存在するが、本研究の糖尿病看護スペシャリストの卓越した実践により、2型糖尿病患者の自己管理“継続”に着目した際の支援のポイントが明確になったと考えられた。
出版者	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版者	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名	大阪大学看護学雑誌
収録物名	Nursing Journal of Osaka University
巻(号)	25(1)
ページ	54-63
刊行年月	2019-03-31
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/71342
DOI	https://doi.org/10.18910/71342
eISSN	21898820
NCID	AN1048165X
アクセス権	open access
権利情報	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	大阪大学看護学雑誌 / 25巻1号　(2019-03)

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	大阪大学看護学雑誌. 2019, 25(1), p. 54-63
DC.title	2型糖尿病患者の自己管理”継続”を支援するための糖尿病看護スペシャリストによる看護実践
	Nursing Practice by a Diabetes Nursing Specialist to Support "Continuation" of Self-Management of People with Type 2 Diabetes in Clinics
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DC.creator	平岩, 由衣
	ヒライワ, ユイ
	Hiraiwa, Yui
	清水, 安子
	シミズ, ヤスコ
	Shimizu, Yasuko
DC.publisher	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.publisher	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
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DC.subject	糖尿病
	外来看護
	自己管理継続
	diabetes
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DC.description	研究報告
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DCTERMS.abstract	【目的】糖尿病看護スペシャリストによる糖尿病患者の自己管理“継続”のための看護実践を明らかにすること。【方法】糖尿病看護認定看護師2名、慢性疾患看護専門看護師1名を対象に、インタビューガイドを用いて半構成的面接調査を実施し、質的統合法（KJ法）を用いてデータ分析を行った。【結果】分析の結果、8つのシンボルマークが明らかになった。対象者は、≪実行しやすい工夫：自己管理の方法を患者の生活に落とし込む»と≪継続力の育成：自己効力感と自己解決力を高める»を両論で行い、両者と≪Well-beingを支える：糖尿病が生活に占める割合を極力小さくする»を照らし合わせながら関わっていた。また、その過程において≪追い詰めない：失敗体験をさせない・失敗したと思わせない»よう配慮する一方で、必要な時期に≪納得を得る：現状や自己管理の必要性はきちんと伝える»支援も行われていた。これには≪本音を話せ関係構築：様々な角度から患者を知る»と≪支援の継続：見守り、努力を認めながら共に歩む»が両輪で基盤となっていたが、≪今後の課題：継続支援のための新システムの必要性»も語られた。【結論】自己管理のための支援に関する先行研究は多く存在するが、本研究の糖尿病看護スペシャリストの卓越した実践により、2型糖尿病患者の自己管理“継続”に着目した際の支援のポイントが明確になったと考えられた。
DC.rights	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.identifier	10.18910/71342
DC.source	看護学雑誌集計
DC.format	71342
citation_title	2型糖尿病患者の自己管理”継続”を支援するための糖尿病看護スペシャリストによる看護実践
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