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2021-01-21
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https://doi.org/10.18910/7268
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aes09-059
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906
論文情報
タイトル
現代高校生のストレスと「学校要因」
別タイトル
Sociological Analysis of Stress among Senior High School Students
タイトル (ヨミ)
ゲンダイ コウコウセイ ノ ストレス ト ガッコウヨウイン
著者
片山, 悠樹
片山, 悠樹
著者の別表記
Katayama, yuki
著者 (ヨミ)
カタヤマ, ユウキ
内容
論文
抄録
現代高校生は「荒れ」ている。しかし、高校生の丁荒れ」の状況には変化がみられる。その変化の大きな要因となっているのが「高校格差」である。かつて、1970年代から1980年代にかけて、高校間の「格差要因」は、高校生の意識や行動に大きな影響を及ぼしていた。そのため、「高校格差」のなかで下位の高校において、非行・問題行動といった「荒れ」が目立っていた。しかし近年、大学入学の容易化や高校生の学歴意識の低下などにより、.「格差要因」が現代高校生に与える影響力は弱体化しつつある。このような状況のなかで、非行・問題行動においても「格差要因」の影響を受けなくなっている。つまり、現代高校生の「荒れ」は、「進学校」一「非進学校」に関係なく、おこっているのである。そこで本論文の目的は、「格差要因」が現代高校生の意識や行動に影響を与えてなくなっているいま、どのような要因がこれらに影響しているのか、ということを現代高校生の「荒れ」の背景にあるストレスから、明らかにすることを目的とした。考察を通して、つぎのようなことが明らかになった。(D現代高校生は、高校卒業後にどういった進路に進むかという、将来的な展望からかならずしもストレスを受けてはいないQ(2)いまの高校生活が充実しているか、または満足できるものか、という高校への意味づけを基準として、現代高校生のストレスが生じている。(3)高校への意味づけは、高校での授業の理解度や学校内での学業成績により左右されている。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
9
開始ページ
59
終了ページ
70
刊行年月
2004-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/7268
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/7268
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.9
論文詳細を表示
著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.9 P.59-P.70
DC.title
現代高校生のストレスと「学校要因」
DCTERMS.alternative
Sociological Analysis of Stress among Senior High School Students
DC.creator
片山, 悠樹
DC.creator
Katayama, yuki
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2004-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/7268
DC.description
論文
DCTERMS.abstract
現代高校生は「荒れ」ている。しかし、高校生の丁荒れ」の状況には変化がみられる。その変化の大きな要因となっているのが「高校格差」である。かつて、1970年代から1980年代にかけて、高校間の「格差要因」は、高校生の意識や行動に大きな影響を及ぼしていた。そのため、「高校格差」のなかで下位の高校において、非行・問題行動といった「荒れ」が目立っていた。しかし近年、大学入学の容易化や高校生の学歴意識の低下などにより、.「格差要因」が現代高校生に与える影響力は弱体化しつつある。このような状況のなかで、非行・問題行動においても「格差要因」の影響を受けなくなっている。つまり、現代高校生の「荒れ」は、「進学校」一「非進学校」に関係なく、おこっているのである。そこで本論文の目的は、「格差要因」が現代高校生の意識や行動に影響を与えてなくなっているいま、どのような要因がこれらに影響しているのか、ということを現代高校生の「荒れ」の背景にあるストレスから、明らかにすることを目的とした。考察を通して、つぎのようなことが明らかになった。(D現代高校生は、高校卒業後にどういった進路に進むかという、将来的な展望からかならずしもストレスを受けてはいないQ(2)いまの高校生活が充実しているか、または満足できるものか、という高校への意味づけを基準として、現代高校生のストレスが生じている。(3)高校への意味づけは、高校での授業の理解度や学校内での学業成績により左右されている。
DC.identifier
info:doi/10.18910/7268
citation_title
現代高校生のストレスと「学校要因」
citation_author
片山, 悠樹
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
citation_date
2004-03
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大阪大学教育学年報
citation_volume
9
citation_firstpage
59
citation_lastpage
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citation_issn
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citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/7268
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info:doi/10.18910/7268