コロケーションの成立と変化に関する事例的検討 : 新聞「デフレ＋動詞」句の通時的頻度調査から

石井, 正彦

現代日本語研究, 2019, 11, 107-126

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gnk11_107 pdf なし 1.18 MB 471 2019.10.08  

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タイトル
コロケーションの成立と変化に関する事例的検討 : 新聞「デフレ＋動詞」句の通時的頻度調査から
Formations and Changes of the DEHURE-Verb Collocations in Newspaper Articles 1991-2016
コロケーション　ノ　セイリツ　ト　ヘンカ　ニ　カンスル　ジレイテキ　ケントウ　シンブン　デフレ　ドウシ　ク　ノ　ツウジテキ　ヒンド　チョウサ　カラ
著者
NRID
1000010159676 1000010159676
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著者名
石井, 正彦 ; イシイ, マサヒコ ; Ishii, Masahiko
キーワード等
コロケーション
通時コーパス
新聞
名づけ的意味
他動性
抄録
新聞で用いられる「デフレ＋動詞」句を例として，その「コロケーション」が成立，変化する過程をする過程を跡付け，記述する作業を試みた。《経済の状態をデフレからそうでない状態にする意図的な行為》を指し示す「デフレ＋動詞」句の，『毎日新聞』 26 年分（1991～2016年）における使用頻度の調査から，「デフレ＋動詞」句のコロケーションが「名づけ的意味」にもとづく意味分類ごとに成立していること，それらのコロケーションが2001年以降「他動性」の 強いものから弱いものへと交代する形で変化していることを見出し，後者のコロケーションの変化については，デフレの長期化・深刻化が「デフレ」に対する表現主体のとらえ方を変えたことが要因であるとの観測を示した。
出版者
大阪大学大学院文学研究科 日本語学講座 現代日本語学研究室
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　ブンガグ　ケンキュウカ　ニホンゴガク　コウザ　ゲンダイ　ニホンゴガク　ケンキュウシツ
収録物名
現代日本語研究
Studies in the modern Japanese language
巻(号)
11
ページ
107-126
刊行年月
2019-03-31
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/73343
DOI
https://doi.org/10.18910/73343
NCID
AN10449125
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
現代日本語研究 / 第11号