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2021-01-25
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https://doi.org/10.18910/7485
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aes13-109
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論文情報
タイトル
教育の主体としての家庭・地域の形成 : 被差別部落における社会関係資本に着目して
別タイトル
The construction of family/local as the subject of education – Focusing on social capital in “Buraku" -
タイトル (ヨミ)
キョウイク ノ シュタイ トシテノ カテイ チイキノ ケイセイ ヒサベツブラク ニオケル シャカイ カンケイ シホン ニ チャクモク シテ
著者
木村, 和美
木村, 和美
著者の別表記
Kimura, Kazumi
著者 (ヨミ)
キムラ, カズミ
抄録
今日、学力面において特に厳しい状況にあるのが被差別部落である(志水2002,鍋島2003)。被差別部落では、地域文化に起因した家庭の教育力の弱さが重要な課題であると考えられており(西田1990,池田2000)、地域文化そのものを変容させるアプローチが必要である。その際、重:要な視点を与えるのが「社会関係資本(SocialCapLtal)」概念(Coleman1988)である。本稿では、社会関係資本の蓄積を促す「社会ネットワークの完結性(ClosureofSocialNetworks)」(Coleman1988)に注目した。そして、その内部に重層的なネットワークを有する「網の目のネットワーク」が形成されることで、社会関係資本の蓄積がより促進されることを示した。「網の目のネットワーク」は、多くの保護者と子どもが関わりあえる「場」を意図的、継続的に設定することによって形成され、家庭の教育力の相互補完が可能な地域づくりに貢献すると考えられる。しかし、「網の目のネヅトワーク」の構築および維持は積極的保護者層に負う部分が大きく、投資の公平性をどのように保っていくかが課題である。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
13
開始ページ
109
終了ページ
121
刊行年月
2008-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/7485
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/7485
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.13
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.13 P.109-P.121
DC.title
教育の主体としての家庭・地域の形成 : 被差別部落における社会関係資本に着目して
DCTERMS.alternative
The construction of family/local as the subject of education – Focusing on social capital in “Buraku" -
DC.creator
木村, 和美
DC.creator
Kimura, Kazumi
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2008-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/7485
DCTERMS.abstract
今日、学力面において特に厳しい状況にあるのが被差別部落である(志水2002,鍋島2003)。被差別部落では、地域文化に起因した家庭の教育力の弱さが重要な課題であると考えられており(西田1990,池田2000)、地域文化そのものを変容させるアプローチが必要である。その際、重:要な視点を与えるのが「社会関係資本(SocialCapLtal)」概念(Coleman1988)である。本稿では、社会関係資本の蓄積を促す「社会ネットワークの完結性(ClosureofSocialNetworks)」(Coleman1988)に注目した。そして、その内部に重層的なネットワークを有する「網の目のネットワーク」が形成されることで、社会関係資本の蓄積がより促進されることを示した。「網の目のネットワーク」は、多くの保護者と子どもが関わりあえる「場」を意図的、継続的に設定することによって形成され、家庭の教育力の相互補完が可能な地域づくりに貢献すると考えられる。しかし、「網の目のネヅトワーク」の構築および維持は積極的保護者層に負う部分が大きく、投資の公平性をどのように保っていくかが課題である。
DC.identifier
info:doi/10.18910/7485
citation_title
教育の主体としての家庭・地域の形成 : 被差別部落における社会関係資本に着目して
citation_author
木村, 和美
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
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日本語
citation_date
2008-03
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citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/7485
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